私が通っているジムが今日からエアロビ、ステップ、ヨガ、ボクササイズなどのスタジオで行われるプログラム、同様にプールで行われるプログラム、またレッスンなどのサービスを15日(日)まで休止した。利用者にとって一番懸念された全館閉鎖という最悪の事態は回避してくれた。
3月1日に安倍コロコロ総理は「スポーツジム、雀荘、ビュッフェスタイルの会食など、換気がわるく、密集した場所や不特定多数の人が接触するおそれが高い場所では、感染を拡大させるリスクが考えられるため、このような空間に集まることを避けてください」と言った。これは市川のジムで集団感染が起きたり、静岡でクルーズ船に乗っていた見識のない客が下船後にすぐにジムの風呂に行って感染させたりしたことから、ジムが目の敵のようにされた。
しかし、この安倍の発言はどう考えてもおかしい。確かにジムや雀荘は換気が悪い。しかし、同様に換気の悪い閉鎖的な場所はいくらでもある。例えばパチンコ店、カラオケ店はどうだろうか。また、韓国を見ればわかるように、宗教団体の礼拝・会合などはどうなるんだ。こうした場所を例としてあげなかったのは、やはり自民党の支持母体だからだ。自民党の支持母体の業種だから感染リスクが低いのだろうか。いかに安倍や自民党はご都合主義なことだろう。
その昔「有事の際は自民党」という馬鹿な言葉が囁かれたことがある。今は有事とまではいかないが、それに準じる状態にまできている。このまま、自民党に任せておいていいのだろうか。ましてや、ドサクサに紛れて「緊急事態宣言」を出せる法律を作ろうなんて言語道断である。そんな時間があるならば、現存の法律を使いながら、対策を行えばいいではないか。
安倍は「悪夢の民主党政権」とか「いまは国難」などと言ったりする。しかし、それは今やそっくりブーメンランなり、安倍の口癖風に言えば「いわば、悪魔の安倍政権」「まさに、安倍が国難」である。
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