月曜日, 3月 02, 2020

スポーツ団体もいずれ安倍政権に反旗を翻すだろう

昨日は私にとって無観客の日であった。午前中からネットのグリーンチャンネル(競馬チャンネル)を見ながら、中央競馬の無観客競馬を楽しんだ。そして、夕方になると、大相撲春場所(名古屋場所)が予想通り無観客試合になったという報道がなされた。そして、夜はプロ野球日本ハム・ファイターズvsオリックス・バッファローズの無観客試合(再放送)をケーブルテレビで観ていた。
 
無観客競馬は馬や騎手たちが戸惑うのかと思ったが、どの馬も騎手も普段と変わらなく真剣にレースに取り組んでいて、観客がいないパドックになんで警備員がいるんだと、思ってしまうぐらいだった。ただ、売り上げは20%も減少したようである。一方で、観戦を控えるようにと言われた東京マラソンは沿道にはいっぱいの観客(主催者発表で72,000人)がいて、いったいどこが大規模イベントじゃないだと、怒りを覚えるぐらいだった。
 
プロ野球の無観客試合はほとんど違和感を得ずに観られた。逆にうるさいいラッパや太鼓などの鳴り物応援がなく、打球音、捕球音、選手の声などがしっかり聞こえて嬉しいぐらいだった。選手たちも高校や大学時代に練習試合などで無観客試合には慣れているし、オープン戦と言えども手を抜くことなく、しっかりプレイしている。とても好感が持てた。
 
このように、無観客試合は現時点ではまだ可能だが、今月半からはラグビーのトップリーグが再開、そして、サッカーのJリーグ、プロ野球が開幕する。ただ、これらは経営の根幹に関わることだから、無観客試合は無理である。
 
すべてのスポーツ団体は無観客を強いられた。なぜならば、それはすべて東京オリンピック開催のためである。しかし、今月半ばまでに新型コロナウイルスが鎮静化しなければ、いずれスポーツ団体も後手後手の安倍政権に反旗を翻すだろう。

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