火曜日, 10月 20, 2020

これからは飲食店等で十二分の換気対策を

ヨーロッパでは1日の感染者数が1万人を超す国が続出しているが、日本は9月上旬より1日平均500人前後とある程度落ちついている。東京の感染者数も下記データをみればわかるように横ばい状態である。


さて、10月15日の東京都の発表によると、感染経路で最も多いのは家庭内感染だった。前々週31.9%、前週30.2%、そして先週は31.8%だった。これで11周連続家庭内感染が多いことにもなった。一方で病院や寮などでクラスターが発生したこともあり、病院、介護施設、学校などの施設内感染が前週の16.7%から21.7%へ増加した。つまり、家庭内感染および施設内感染が半数を占めていることになる。やはり住居での感染は多い。次いで、職場9.7%、会食9.1%、接待を伴う飲食店7.4%となってなっている。ちなみに職場では休憩室、喫煙室などが危険だという。大まかに言って、感染のほとんどは室内で起きていると考えられる。

そんななか、東京では10月17日以降肌寒い日が続くようになり、飲食店でもドアを閉じる店が多くなったような気がする。今後も日中は暖かくとも夜になると気温が下がる日々が続きそうなので、飲食店は換気対策を徹底化しないと、また飲食店での感染が多くなり夜10時閉店となりかねない。それゆえに、これからの時期は飲食店だけでなくすべての商店、職場などでも換気には十二分に配慮を願いたい。

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