昨晩観ていたBS-1の「ワースポMLB」のなかで、あるメジャーリーグの試合で、ホームランボールをキャッチした男性ファンが少し離れたグラブを持った5〜6歳ぐらいの少年にボールを上げている光景を放送していた。
こうした光景はアメリカではよくある。ホームランボールは価値が出たりしてあげるケースは少ないが、ファールボールはまったくの無価値なので、ファールボールをキャッチした場合はだいたい近くにいるグラブを持った子供にあげるのが一般的だ。
20年ぐらい前に私もニューヨークですぐ前の席にカップルで観に来ていた男性が、素手でファールボールを見事にキャッチした後、隣の彼女にボールを見せて、興味なさそうと察したのか、すぐに近くにいたグラブを持った少年にプレゼントするのを目撃した。そしたら、周囲の大人たちから「キミはナイス・ガイだ」と褒めれていた。そして、ボールをもらった少年の親は携帯電話で「息子がファールボールをキャッチした」と電話をしていた。(^_^)
こうして、アメリカの野球ファンは未来のファンを、いやひょっとすると選手を育てている。
https://www.youtube.com/watch?v=2zVZb4VcSm8