月曜日, 10月 03, 2022

鮭、牛、茶だけでない村上の屏風まつり 地方の歴史文化に保護を


新潟県村上市は江戸時代は城下町として栄え、戦災を受けなかったおかげで、現在でも江戸、明治に建てられた町屋や神社仏閣が残り、往時の面影を大変数多く見ることができる。そして、村上は江戸時代に鮭の産卵・増殖を生み出したところでもあり、現在でも鮭は数多く獲れる。また、北限の茶どころとしても有名で、現在は村上牛という美味しい牛も生産している。

そんな村上市の町屋通りを中心に毎年秋に屏風まつりが開かれている。今年は9月15日(木)から10月15日(土)の開催で、一昨日(1日)数多くの屏風が飾られている町屋巡りをしてきた。正直、屏風そのものにお宝的価値があるかどうかは分からない。しかし、100年以上も経つ町屋の中に先祖代々が維持してきたことは大変なことであり、またその意義はとても尊いことであり、これこそが歴史文化の継承である。

その意味において、国宝だの重要文化財と同等であり、国はこうした地方の隠れた文化財に対しても保護をするべきであり、また一般市民も京都や奈良などの文化財だけでなく、こうした地方の文化財にももっともっと目を向けるべきだと思う。

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