木曜日, 7月 22, 2010

あえてアンチ阪神・シンパシー広島

昨日ジムで泳いで帰宅後、食事をしながら何気にテレビ(スカイA)で阪神 vs 広島の試合を観ていた。しかし、それはパリーグ・ファンの私から言わせてもらうと、なんか不思議な野球を観ているようでならなかった。

というのも、阪神の打撃陣は2番バッター・平野から、クリーンアップのマートン、新井、ブラゼルの3人、6番・金本、7番・城島と、1番・鳥谷と8番・浅井を除いては野手の8分の6は多国籍軍なのである。これでもし来年松井秀喜が阪神に加入でもしたら、阪神というチームはもうほとんど生え抜きがいないチームになってしまう。

一方の広島は3番・赤松と7番・石井を除いては生え抜きの選手で、その多くが地元中国地方出身者で固めらている。つまり、阪神は自前の選手を育てられない“金満球団”で、これは今や巨人以上のような気がする。逆に広島は地元選手をドラフトしなけらばならい事情もあり、走攻守揃った選手が並ぶものの、残念ながら威圧感に乏しいチームと言わざるをえない。

試合は前半に点数を入れた広島が逃げ切った形であったが、やはりなんか違和感を覚えざるをえなかった。プロ野球は勝ってナンボ、優勝してナンボの世界である。ただ、ほとんど生え抜き選手のいないチームを応援するのは虚しい気がする。若手選手が頑張って成長していく姿を観るのもプロ野球の醍醐味ではないだろうか。

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