例によってジムの風呂場でのおじさんたちの会話。
客A「最近、変わった“整髪料”を使ってませんか?」
客B「よく見ていますねぇ。“毛髪活性”ですか」
客A「ああいうの、効くんですかねぇ」
客B「無駄な抵抗かもしれまんが」
客C「なにごとも信じればですよ」
客D「Bさんはそんな整髪料を使う必要ないじゃないですか」
客B「最近は抜け毛も増えたし、髪にハリはないし・・・」
客D「Bさんみたいなロマンスグレーは女性にもてるからいいよね」
客A「それに比べるとですか」と言いながら、Dさんを見る。
客D「そうそう。それに比べると、俺なんかロマンスグレーにはほど遠いね」
客C「ロマンスボールドなんて聞かないね」(笑)
客D「『髪の毛の不平等を改善しよう〜!』という政党があれば投票するんだけど」
客B「自分で作ってみてはいかがでしょうか」
客D「選挙に出るほどアホじゃないよ」
客A「それ、禁句。このジムには区長も議員もいますから」
客B「経済の活性化も大事だけど、毛髪の活性化もお願いしたいもんですよ」
客A「やっぱりそっちに行きますか」
客D「髪の悩みは恋の悩みと一緒で切ないんですよ」
客A「とてもそうは見えませんが」
客C「奥さんが何人もいる人の言うセリフじゃないですよね」
客D「だから、恋の悩みと一緒なんだよ」(笑)
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