月曜日, 5月 04, 2020

新型コロナウイルスの20歳以下の感染率が低いのはなぜ

先日ある人から医者でもないのに、なんであんなに新型コロナウイルスことをいろいろ書いているのですかと聞かれた。で、私は「血じゃないのかなぁ」と答えた。私は算数・数学こそ少しできても、物理、化学といった理系の科目はからっきしダメな典型的な文系の生徒・学生だった。ただ、なぜか小さい頃から医者とか病院が好きで、注射は痛くも痒くもないし、病院へ行くことへの躊躇いは微塵もなかった。

そして、大人になってからなんでなんだろうと思うようになって、結論は血筋じゃないかと思うようになった。私自身は文系だが、私の親族には理系が多い。特に親父(理系)の母方は医者一族であり、親父の兄である伯父も医者だった。ということで、どうやら血は争えないという感じで、医学には常に興味を持っていた。それゆえに興味本位と言われようが新型コロナウイルスのデータによる分析、予測をしてしまうのである。

さて、そんな私がいま注目しているのは、なぜ新型コロナウイルスの20歳以下の感染率が低いかということである。日本での若年層への感染率は全体の感染者のなかで、男性10歳未満は1.1%、10代は1.8%。女性10歳未満は1.4%、10代は3.0%と低い。中国では10歳未満が0.9%、10代が1.2%と日本と同じように低い。また、アメリカでも19歳以下は2%以下らしい。他国のデータが見つからないので、短絡的にすべての国で20歳以下の感染率が全体で低いと言えないかもしれないが、その傾向であることは間違いないようだ。

ではなぜ低いのかということを考えると、まず第一に免疫力が肉体的かつ医学的に強いからではないだろうか。人間は1歳から20歳前半までは免疫力を高めていく。また、BCG接種やインフルエンザ予防接種の免疫期間が強いのではないかとも思われる。他にも若年層は知らないうちに感染していてすでに抗体を持っているのかもしれない。そのために検査をする人が少ないのではないかとも考えられる。


こうなると、若年層の感染および死亡は少ないのだから、学校を再開してはどうかという意見が出てくる。しかし、学校には子供だけでなく教師という大人もいるし、登下校でのリスクもある。それゆえに早急ではないかと思う。ただ、その代わりといってはなんだが、公園などの子供だけが使う遊具を使えなくするといった行き過ぎはやめるべきである。ブランコ、滑り台、ジャングルジムなどは子供達だけの世界なのだ。また、サッカーや野球などの屋外スポーツの練習はさせてもいいのではないだろうか。ただし、周囲の大人が常に感染の少ない状況を作らなければならないが。

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