水曜日, 6月 02, 2021

人流の抑制などもはや無理

先々週は25%余陽性者数を減らした東京都だったが、先週は13%余だった。1日平均も650人から571人となった。今週の減少率も同じぐらいと予想すると、かろうじて1日平均500人を切れるが、6月20日までに週平均300人を下回るのはまず難しい。


というのも、今や酒類を提供するお店はあちこちにあり、6月1日からは再開する店が増える。なぜならば、これまで営業している店はどこもとても繁盛しているから、もう店を閉めているのがアホらしくなってきたからである。それでなくとも暑くなってきたので、人々はどうしても外出する機会を求めるようになり、飲酒を求めるようになる。加えて、若者を中心に都民の間ではもはや東京オリンピックなどはどうでもいい関心事になり、己の欲求を満たすことことに重点を置くようになり、人流の抑制などは無理な状態になってしまった。

そして、インド株である。東京都は相変わらずちゃんと検査をしないが、すでに現在の感染者の1〜2割はインド株なのではと言われている。となると、この感染力の強いインド株がウイルス干渉によってイギリス株を凌駕するのも時間の問題で、7〜8月にはインド株が主流になるに違いない。そして、ベトナムで新たな印英混合型という更に感染力が強い変異株が発見された。これが日本に上陸したらいったいどうなることやら・・・。

そんななかで、海外から1万数千人のオリンピック選手と、7〜8万人の「招かざる客」が来日しようとしている。日本のコロナ禍はまだまだ続く。💢

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