水曜日, 8月 18, 2021

新型コロナウイルスの感染症指定を5類には時期尚早

感染拡大にまったく歯止めがかからないのに、新型コロナウイルスの感染症指定を現在の2類から5類にしろという意見がなぜか相次いでいる。

医療崩壊が現実化している現状では止むを得ないという気もしなくもない。しかし、新型コロナはまだ未知のワクチンがあるだけで、インフルエンザのような確信的ワクチンがあるわけでもない。ましてやタミフルやリレンザなどのような特効薬があるわけでもない。ということで、現状では町医者が診察して治せるような病気とは到底思えない。それでなくとも、すでに自宅治療という名の自宅放置で亡くなっている人が何十人いや何百人といるという事態をみると、とても賛成はできない。

また、もし現時点で5類への変更になると、医師が少ない地方では町医者がコロナ対応すると、ワクチンも特効薬もないので、医師はかなり困窮するに違いない。それでなくとも、コロナ患者が殺到したらコロナ以外の患者の対応ができなくなる。それでなくとも、地方ではこれからが本格的なパンデミックを迎えるというのに、5類に変更をするという意見は無責任であるし無茶すぎる。明らかに時期尚早である。

そしてなにより、こういう意見は厚生労働省の回し者だけが言っているようにも思える。加えて、いつの日か5類になったときに、ほれ見ろ、と言ったもん勝ちみたいな顔をするヤツがいる。例えば橋下徹のように。💢




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