7月になってついに東京の陽性者数が過去最高を記録。今月になっても連日記録更新で昨日はついに5000人を超えた。そして、陽性率は20%を軽く超え、感染不明率も65%までになった。いずれも過去最悪の数字である。(下記写真参照)
7月の東京の陽性者数は下記のように変貌している。
陽性者数 1日平均 前週比
7月第5週 20440人 2920人 217%増
7月第4週 9420人 1345人 132%増
7月第3週 7084人 1012人 140%増
7月第2週 5041人 720人 127%増
7月第1週 3942人 563人
東京の陽性者がここまで増えた最大の原因はデルタ株の蔓延であろう。またオリンピックもその一端を担っていることも間違いない。オリンピック開催によって、国民の間にはある種のお祭りムードが広まり、明らかに気の緩みがでた。もはや若者は飲食店でお酒を飲むのだけではなく、コンビニ前であったり、友人宅でオリンピックを見ながら飲むようになった。これでは感染拡大に歯止めなどかかりようがない。
オリンピックは8日に終了するが、陽性者がそれを期に減るとは思えない。ただ、お盆、夏休みになると都内の人流が減るので一時的に横ばい状態になる可能性もある。それでも、今週(1日〜7日)の1日平均の感染者数は4000人台となり、翌週(8日〜14日)は5~6000人台だろう。そして、お盆休み(13日金曜〜16日月曜)以降東京には人出が戻り、人流も活発化して、再度東京の陽性者が7000人、8000人と急増していき、8月24日から9月5日のパラリンピック期間中には10000人台になってもおかしくない。ということで、今後はこんなようになるのでは危惧している。
今週(1日〜7日) 4000人台
翌週(8日〜14日) 5~6000人台
(15日〜21日) 6~7000人台
(22日〜28日) 9000~10000人台
0 件のコメント:
コメントを投稿