火曜日, 8月 31, 2021

「県またぎ」なんて言葉、使ったことがなかった

私は目黒区生まれの目黒区育ち。目黒といっても生まれ育った碑文谷は目黒区でも南部に位置して、昭和初期までは碑衾村と言われた。そして、この碑文谷は東急東横線沿線ということもあり、横浜や川崎へ行くことに、鎌倉や逗子に行くことすら「県境を越える」とか「県またぎをする」という意識はまったくない。

一方で隅田川を越えることに関しては、語弊があるかもしれないが「川向こうに行く」という意識になる。ただし、両国や森下あたりなど本所・深川は昔の江戸でもあるので、さほど強い意識はない。ところが、荒川を越えると俄然「千葉県は近いよなあ」になり、江戸川を越えると「おう〜、千葉県に来た」という感じになる。埼玉県は行く機会がほとんどないので、王子より先はもう埼玉という感じでいる。

それにしても、コロナ禍になって本当に県またぎをしなくなった。最後に横浜に行ったのいつだろう。川崎に行ったのはいつだろう。千葉県や埼玉県に行ったのはいつだろう。私はこの1年半すでに自分をロックダウン状態にしているのである。悲しい・・・。

コロナ以前は「県境(ざかい)」という言葉は意識したことがあるが、「県またぎ」なんて言葉は使ったこともないし、意識したこともない。早くこんな言葉は消えて欲しい。



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