先日の東京都のモニタリング会議で、感染激減しているのはワクチン接種と都民の努力のおかげと言っていた。なんと非科学的分析なことだろう。ワクチン接種はわかるが、都民の努力っていったい何?と言いたい。
緊急事態宣言が解除されたのは先月末だが、東京の人流は祝日が2日もあったシルバーウィークと呼ばれた9月19日〜25日の週から増えている。つまり、もう1ヶ月近く人流が増えているのに、なぜ故に「都民の努力」なのだろうか。努力といえばマスクをしているぐらいだ。
なんで、ワクチン接種以外にも、科学的な推測をしないのだろうか。ウイルスが弱毒化した可能性があるとか、ウイルス干渉が起こった可能性があるとか、オリンピックが終わり訪日外国人数が減ったのが要因かもしれないとか、etc。とにかくどんな推測でも構わないから、もっと言明すべきである。そもそも科学なんていうものは、仮説を立ててから証明をすることもあるのだから。
さて、このまま第6波が来ないことを願うばかりだが、残念なことに札幌市の実行再生産数が1を超えて、北海道全体の感染者数も横ばいから増加傾向に転じている。ここは北海道の踏ん張りに期待するしかないのだろうか・・・。とにかく、北海道でのワクチン接種を加速化するかするなり、なんらかの対策を打ってもらいたい。また、イギリス、ロシア、東欧などを中心にヨーロッパでは感染者が増え始めた。空港での検疫体制は引き続き強化してもらいたい。
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