この2〜3週間、首都圏1都3県の新型コロナウイルスの感染者数は毎日前週比30〜35%減っています。11月下旬から始まった第8波では国が感染者数の把握を放棄してしまったために、実際の感染者数は国が発表する数字の1.5倍から2倍いると言われています。ただ、ここに至っては実際の感染者数もどうやらかなり減ってきているようです。
それではなぜ減っているのか、その理由を考えてみました。
①コロナウイルスの弱毒化。
②インフルエンザによるウイルス干渉
③オミクロン対応ワクチン接種の効果
④集団免疫が確立されつつある
①コロナウイルスの流行も3年になり、変異株の出現も少なくなり、ウイルス自体がある程度弱毒化した可能性があるのでは・・・。
②この3シーズン(19年/20年、20年/21年、21年/22年)、インフルエンザの流行はほぼ全くありませんでしたが、今シーズン(22年/23年)は全国各地でインフルエンザ流行。なかでも、コロナの大流行を経験した北海道と沖縄では学級閉鎖が相次いでいます。
③オミクロン対応ワクチンの接種はこれまでに全国で41%余(高齢者は70%余)。このワクチンは発症率が70%抑えられるという話ですが、どうやらそれ以上の効果があるようで、私の周囲ではこのワクチンを打った人は誰も感染していません。
④統計上ではすでに全国で4人に1人は感染しています。実際は3人に1人、もしくは2人に1人ではないかと言われていますが、これまでのワクチン接種で免疫効果をつけた人も少なくないので、すでに集団免疫をつけたのではないでしょうか。特に10万人あたりの感染者数が200人を下回った北海道と沖縄は間違いないかと思われます。
すでに3年を越える新型コロナとの戦い。終止符が見えたとは言えませんが、光明はいろいろと見い出せている状況になってきたのではないでしょうか。
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