気象庁は6月14日に関東甲信地方が梅雨入りしたと発表した。ところが、その後の1週間はほとんど雨が降らず、この梅雨入り宣言は完全にフライングだった。東京が実際に梅雨らしいジメジメした天気になったのは6月21日以降になってからである。
さて、そんな気象庁のフライング宣言は無視して、今年は久しぶりに梅雨らしい梅雨で、“体内天気予報士”(笑)の私としては嬉しい限りである。九州では大雨になって困っているところもあるが、梅雨は農作物を育てるためには無くてはならない季節である。今年は全国各地にまんべんなく雨が降っているようで、農家の方々は実りの秋が楽しみに違いない。ただ、場所によっては日照時間不足という問題もでてきている。
こうした梅雨のまっただ中でデパートでは、傘の売れ行きが異例の伸びを見せているそうだ。日本橋の三越日本橋本店では、6月からの傘全体の売り上げが平年の2割増とか。なかでも雨にも紫外線予防に対応する「晴雨兼用傘」が大人気とか。そしてその理由は天気予報不信で、「最近は天気予報も当たらないから」との声が聞えるそうである。
気象庁は関東甲信地方の梅雨明けは平年7月20日ごろで、「今年は平年並み」と予想しているようだが、果たして結果はどうなるであろうか。“体内天気予報士”の私はもう3〜4日ぐらい長引くような気がしてならない・・・。
梅雨入り即梅雨明け?
http://k21komatsu.blogspot.com/2007/06/blog-post_15.html
0 件のコメント:
コメントを投稿