世界一有名な交差点はおそらくニューヨークのタイムズ・スクエアだろう。しかし、世界一歩行者数の多い交差点は間違いなく渋谷ハチ公前のスクランブル交差点である。
このスクランブル交差点の1回の歩行者数は最大約2000人、その周辺の1日あたりの歩行者数は約60万人と言われている。このために、ビルには数多くの広告を流すモニターがある。それゆえかどうか解らないが、外国人観光客はここへ来ると、誰もが写真を撮っている。おそらく、外人観光客にとっては見学が一部制限された築地市場と同じように観光スポットなのではないだろうか。
築地市場、秋葉原、浜離宮などは以前から外国人観光客に人気スポットだったが、最近は上野公園(イラン人がいなくなって穏やかになったため)、両国の江戸東京博物館、新宿の東京都庁舎などが外国人観光客に人気があるそうだ。また、ディープな外国人観光客は根津・千駄木・谷中、佃・月島といった昔ながらの東京の面影を残すところへも足を運ぶそうである。それに比べれば、渋谷や原宿あたりで写真を撮っている外国人はまだまだ可愛い方々なのかもしれない。
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