月曜日, 5月 02, 2011

災い転じて福(吉)となす

プロ野球の話である。

大震災のために開幕戦から地方球場で試合を行うようになったり、デイゲームが増えたことで新しいファンを開拓できているのではないだろうか。また、節電のことを考えて試合時間が3時間半を越すと新しいイニングに入らないなくなったために、試合テンポが昨年より俄然早くなった。どうやら平均して10分近く試合時間が短くなっているようである。

そして、「野球は太陽の下でやるものだ」という意識が甦ったことも嬉しい。来年以降も土日祝日はもちろんのこととして、平日でもデイゲームを積極的に開催してもらいたい。

加えて、これは震災とは関係ないが、低反発の統一球を使用することになって、ちょっと擦っただけでホームランになるような打球がなくなった。打者の誰もがバットの芯にしっかり当てようと振るようになり、そのおかげで試合に緊張感も生まれるようなった。

今年のプロ野球はこれまでとはひと味もふた味も違う面白さがある。

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