先日(丸の内でラグビー日本代表がパレードした日)、ある居酒屋で私と同年輩のおじさんが「(ラグビーは)たかがベスト8になっただけでパレードするなんておかしい。野球はメジャーのメンバーが出てないけど世界一になったんだぞ」と怒っていた。私は別に反論することなく「ああ〜この人は視野の狭い典型的な野球馬鹿なんだな」と胸の内で苦笑していた。
そもそもラグビーワールドカップと野球のWBSCプレミア12では規模も参加選手のレベルも違いすぎる。ラグビーワールドカップは全世界のトッププレイヤーが集まって、国やチームの誇りをかけてプレイした大会だった。ところが、WBSCプレミア12は現役メジャーリーガーはまったく参加せず、日本のトッププレイヤーも何人も参加していない。言葉は悪いがワンランクもツーランクも下の世界大会なのである。
それゆえに、おじさんの言葉はラグビー日本代表の活躍に対する、やっかみ、ひがみ、ねたみでしかなく、サッカーやバスケット、そしてラグビーなどが人気になることに恐れをなしているようでもあった。こうした閉鎖的な思考しか持てない野球ファンは意外に多い。それはまるで既得権益を守ろうとしている自民党支持者のようでもある。
そして、そのおじさんが帰ってから、お店の人に「今の方はどんな関係のお仕事をしているのですか」と聞いたら、「土木関係ですねえ」と答えが返ってきた。私は胸の内では妙に納得してしまった。w
侍稲葉監督が危機感「パレードしてもらえなかった」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191215-12150730-nksports-base
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