水曜日, 4月 22, 2020

目黒区長選挙にみる開票速報のいい加減さ

目黒区長選挙は結局、自民党と公明党に身売りした現職の青木英二が当選してしまうという大変残念な結果になりましたが、それ以上に今回の選挙では開票速報があまりにもいい加減で、非常に呆れかえってしまいました。

下記の開票速報の時系列を見ていただきたい。開票が始まった時は3候補の得票数はまるっきり一緒だった。ところが22時の発表がなぜか突然変わり、たぶち候補だけが少し差をつけられた。そして、その30分後でも山本候補と青木候補の得票数は同じだった。ところが、その15分後には青木候補が山本候補に3000票余りの差をつけて当選となった。

この15分間に青木候補には9000票余が、山本候補には5900票余が上積みにされたが、たぶち候補にはわずか588票の上積みしかなかった。結局、当初は接戦をしていたたぶち候補は最終的には青木候補に11590票も差をつけられてしまった。


まったくなんといい加減な開票速報ではないだろうか。目黒区の開票所は1カ所だけである。またこの3人にさほど強い地域性はない。それゆえに、この選挙管理委員会による開票速報のいい加減さには呆れかえると同時に、本当にこの票数で間違いないのかという疑問すら感じてしまう。

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