木曜日, 4月 30, 2020

理髪店美容室への給付は小池百合子の選挙対策

昨日は濃厚接触である床屋(注:差別用語ではないが放送禁止用語)へ行ってきました。2ヶ月ぶりに髪を切ってもらいスッキリしました。私が行く床屋は完全予約制なので客は1人で、親父さんはマスクしているし、私までマスクされての散髪でした。そして、親父さんは髪を切りながら「このところお客は日に1人か2人であがったりだよ」と。そこで、私が今日から1週間休むと15万円の給付金が東京都が支給される話にもっていくと「最初は驚いたよ。1ヶ月かと思ったら1週間だもんね。1日2人以上1週間分の売り上げだよ。でもね、4月に入ってから日にずっと1人か2人なんだから、まあ妥当な金額かな」と納得しているかのようだった。

そこで私が「緊急事態宣言が出された時にパチンコ屋、理髪店、ホームセンターが話題になったのに、今更お金をもらえるのはおかしいと思いませんか」と聞くと、「組合のお偉いさんが東京都か国に泣きついたんじゃないかなあ」と。「でしょうね、理容業界美容業界は自民党の支持団体だからでしょ」と言うと、親父さんは「それはそうだね」と歯痒そうだった。

そもそも、緊急事態宣言が出されたとき、パチンコ店や理髪店美容室がなぜ休業要請の業種に入らないんだと多くの人が訝しがった。その最大の理由は前述にあるように業界団体が自民党支持母体だったからである。それが、ここにきてパチンコ店がテレビなどで槍玉にあげられるようになったこともあり、東京都は理髪店・美容室には補償を出すと方針転換した。これって、おかしいでしょ。明らかに失政失策であり、7月の都知事選挙目当てでもある。

アベノマスクにしても、なんかみんな利権と自分たちの都合だけで動いている。国も東京都もとても国民のための政治や政策、行政を行っているように思えない。いつまでこんな政治を許すのでしょうか。いつまで江戸時代の主君と家来の主従関係、いや武士と百姓の従属関係を続くのでしょうか。国民はいつになったら、そのことに気がつくのでしょうか。

ということで、床屋は今日から1週間は休みで、すでに「1週間休業します」というステッカーを貼って写真も撮ったとのこと。しっかりしている。

0 件のコメント: