金曜日, 5月 29, 2020

新型コロナウイルス対策 ワースト5

新型コロナウイルス拡大防止のために数多くの対策が行われてきたが、そのなかにはトンデモナイというか失敗した対策も数多くあった。それを私なりのランキングで書いてみました。

第1位 466億円のアベノマスク
安倍晋三が1世帯につき2枚の布マスクを配布します、と言ったのは4月1日である。それから2ヶ月近くになろうとしているが、届いた家はまだ2割である。スピード感を持ってと、口癖のように言う安倍だがこの有様である。466億円の明細も未だに明らかにされておらず、これ以上愚かなコロナ対策はない。もちろん、もっとも愚かなのは安倍である。

第2位 検査数が増えないPCR検査
感染者をいち早く見つけるにはPCR検査しかなかったのに、厚生労働省は感染相談の目安を「37.5度以上の熱が4日以上」などと馬鹿な基準を作り、PCR検査をさせてこなかった。挙げ句の果てに加藤厚労大臣は「これは我々から見れば誤解であります」と居直った。この発言で加藤は厚労大臣および政治家としての資質は失墜した。

第3位 30万円給付金→10万円給付金
政府は最初は限られた人に30万円の給付金を与えると言っていたが、野党および国民から強い抗議の声が殺到して、一律10万円給付金ということになったが、その間に自民党のなかでは和牛券、お魚券、旅行券などと自分の利益および票に結びつくことしか考えない議員がいっぱいいた。愚かな連中である。そして、もっと愚かなのは公明党である。公明党はなんと自分たちの強い主張を受けて一律10万円給付金は実現したと堂々と言っているのである。火事場泥棒ならぬ手柄泥棒である。

第4位 水際作戦・空港検疫の甘さ
ダイヤモンドプリンセス号では数多くの感染者や死者が出たが、そこから国内には感染が広がらず、神奈川県が主導した水際作戦は成功したと言える。ところが、成田空港での水際作戦はずさん極まりなく、ここから武漢ウイルスとは違う欧米ウイルスが入り込み、国内各地にウイルスが拡散してしまった。帰国者(つまり日本人)だから、平気だと思っていた空港検疫に甘さはなかっただろうか。今後は日本人だろうがなかろうが、入国者に対しては徹底検疫をしないとウイルスの侵入は無くならないだろう。

第5位 公園の遊具禁止
日本では10歳以下の感染者はほんの一握りである。そして、子供から子供に感染した例は一つもない。また、ウイルスが紫外線に非常に弱いということもわかってきたにもかかわらず、東京都の多くの公園の遊具が禁止されてしまった。学校に行けない子供たちの遊び場を奪い取った大人たちには腹が立つ。なんでもかんでも禁止というか、責任逃れの杓子定規でしか物事を考えられない大人は阿呆である。

水曜日, 5月 27, 2020

お馬鹿な安倍が誇らしげにいう「日本モデル」の実態

緊急事態宣言解除の記者会見で安倍は「全国の新規の感染者は50人を下回り、一時は1万人近くいた入院患者も2000人をきりました。世界的にも極めて厳しく定めた解除基準を全国的にクリアしたと判断しました」と述べた。

さらに「日本ならではのモデルでわずか1カ月半でほぼ収束させることができた。まさに“日本モデル”の力を示した」と感染拡大防止の取り組みの効果を偉そうに述べた。

お馬鹿である。下記のデータ(少し古いが)を見てもらいたい。日本はアジアのなかでも10万人あたりの死者数はフィリピンにつぐ2位である。感染者数が少ないと思う人がいるかもしれないが、日本は世界最低レベルのPCR検査数だから、比較しようがない。


いずれにしろ、データが示すようにアジアと欧米ではあまりにも死者数が違いすぎる。それゆえに、安倍がいくら「日本モデル」と誇らしげに言ったところで、薄っぺらな言葉でしかない。

今後はなぜアジアが欧米に比べて死者数が少ないのか、またウイルスの変異がどのようになっているのかを研究して、第2波第3波に備えてもらいたい。そうでないと、感染者が少ない日本は危険極まりないと思う。

水曜日, 5月 20, 2020

新しい生活様式ならぬ新しい政治活動

新しい生活様式なんて言われているが、政治家も新しい政治活動が求められる。

①政治家の(議員◯年就任記念、出版記念会etc)政治資金パーティは3蜜のためにアウト。
②地元後援会パーティ、旅行会 もちろん花見なども同様でみんなアウト。
③宗教団体の集会もアウト。
④街頭演説はまだOKとしても、室内での演説会はアウト。

他にも制約されることは、いっぱいあるのではないだろうか。ということで、選挙もテレワークの時代になるだろう。自民党は金とネトウヨの力でできるが、高齢者の支持者層が追いつけない。野党は学生や若者たちに浸透するシステムを早急に築くべきである。

金曜日, 5月 15, 2020

初メリカリは木曽海道六十九次の複製画セット

知人のARさんがFacebookに私が好きな浮世絵師・渓斎英泉の木曽海道(街道)六十九次の絵をアップしているのを見て、なんとなくムラムラ(英泉は春画の天才)して、木曽海道の絵は売っていないかなあと検索したら、なんとメルカリで1978年(昭和53年)に読売新聞社が出した複製画72枚セット(定価はおそらく3万円)を2,000円で売っていた。そこで急遽メルカリ会員になって、買うことができた。

品物は翌々日に届いたが40年以上前のものとは思えないほど保存状態も良く、汚れやシミもほとんどありませんでした。おそらく出品者のご家族が購入したものを断捨離したのでしょうが、この複製画セットとは別に、信州そばつゆ、信州限定プリッツというお土産に、おそらく東京では品不足であろうという配慮からかティッシュペーパー1箱までついてきました。ありがたいです。

木曽海道六十九次は当初は英泉がすべてを書くはずだったのですが、版元といざこざがあったために、英泉が描いたのは24枚で他は歌川広重が描いている。広重は東海道五十三次に労力を使いきってしまったせいか、正直この木曽海道の絵はあまり面白味がない。というのも、広重の絵は静的で旅情感を出しているのに対して、英泉は動的な絵で躍動感というか生活感が滲みでている。その違いが大きすぎる。しかし、版元は英泉のこうした絵を嫌い、英泉は手を引いたのではないかとも言われている。

さて、その英泉が描いた24枚の中で、私は日本橋、深谷、倉賀野、奈良井の4枚が好きである。日本橋には江戸の華やかさと活気が描かれ、深谷には仕事に向かう遊女たちの陰影が見事に描かれている。そして、倉賀野では茶屋で働く女と子供たちの姿が生き生きと描かれ、奈良井では名産品の商いのやりとりが軽やかに描かれている。このように英泉の作品はエネルギッシュかつバイタリティがあり、見るものを魅きつける。今にしてみれば英泉が六十九次すべてを描いていたなら、広重の東海道五十三次と並ぶ大傑作が完成していたに違いない。もったいない・・・。


  


 


ということで、初メルカリ。メルカリデビューでした。

水曜日, 5月 13, 2020

インバウンド事業は見直しを

新型コロナウイルスの出現および蔓延によって一番の打撃を受けた産業は観光産業だ。特に外国人観光客をあてにしたインバウンド関係は残念ながら当分の間仕事にならないと思う。

今はどこの国も自国民を守るために水際作戦というか鎖国政策を取らざるをえない。これを解消するにはワクチンの開発・普及と特効薬の出現が必要である。これが登場するのは早くて1年もしくは1年半はかかるだろう。つまり、来年いっぱいまではまず不可能ではないだろうかと考えられる。そして、このワクチンおよび特効薬が全世界に広まるにはもっと時間がかかる。

仮に来年7月に東京オリンピックが開かれたとしても、オリンピック観たさで訪れる観光客はほとんどいないだろう。せいぜい出場選手の家族や友人ぐらいで、単純にオリンピック観戦を目的として来日する人は皆無に近いのではないだろうか。そもそも一番多くの人が訪れるはずだった中国や韓国の人からすれば、コロナ対策で遅れをとっている日本になど行きたくないだろう。それでなくとも、日韓関係は最悪だし、日中関係にしても、国民感情からするとウイルスをばら撒いた中国人観光客を受け入れるだろうか。

ということで、あと2〜3年は外国人観光客が日本を訪れることは難しい。それゆえに、航空会社および観光バスなどの運輸関係、外国人観光客相手ホテル、民泊、旅館などの宿泊産業も方針転換をしなければならないだろう。外国人を上客としていた飲食店も同様である。こうしたことから、インバウンドの民泊、B&Bなど簡易宿泊所は現在の半分ぐらいに減るだろう。加えて、外国人向けのホテルの宿泊料金も下がるだろう。

このことは全世界の観光産業も同じで、いくつかの航空会社、クルーズ船会社が倒産して、発展途上国にあるリゾートホテルの半分近くが1〜2年間休業を強いられるのではないだろうか。ただ、国によっては来年から中国人観光客を受け入れて繁盛するホテルもあるかもしれないが・・・。

いずれにしろ、ワクチンの開発・普及と特効薬の出現なくして、これまでのようなインバウド産業の復活はありえない。また、日本人が再び自由に海外へ旅行することも難しい。それぐらい今回の新型コロナウイルスは観光産業の屋台骨を揺るす、いや変えてしまいそうである。そして、観光産業が国内で回復するには1〜2年はターゲットを日本人に、その後に近隣諸国、東南アジア諸国、欧米諸国と的を絞った方針をとるしかないだろう。

こうしたことについては、いずれ政府も中長期的な展望を示すだろうが、最終的には多くの国の学者が指摘しているように2022年までは終息しないつもりで対処するべきである。

火曜日, 5月 12, 2020

まだまだ陽性率は高い

もはや都民のほとんどが自粛疲れで、陽性率など気にしなくなったようだが、相変わらず新規の検査人数は少なく、陽性率は高い。まだまだ気を引き締めましょう。



月曜日, 5月 11, 2020

スウェーデンの「集団免疫」は失敗する

スウェーデンは「集団免疫」という方針で新型コロナウイルスに臨んでいるが、どうやらその方針というか政策は失敗のようである。

スウェーデンの首都ストックホルムでは学校やジムも開いていて飲食店も誰もが普通に利用できる。当局は公衆衛生上の注意を呼びかけしているが、特段マスクの着用を促すこともしていない。もちろん非常事態宣言や緊急事態宣言もない。そして、この記事の中には「スウェーデンの対応が適切だとは思わない。(大勢の死者が出ている)高齢者施設でさえ、マスク着用が推奨されていない」とトンデモイことが書かれている。

ということで、スウェーデンの死者数は増えている。5月8日時点で感染者は25,265人、死者は3,175と致死率は12.56%にもなる。スウェーデンの人口は約1023万人だが、人口100万人あたりの死者数は314人にもなり、これはイタリア、イギリス、フランスほどではないにしろ、北欧のデンマークの86人、フィンランドの44人、ノルウェーの38人に比べてはるかに多い。

そして、スウェーデンの死者の半数以上は高齢者、特に施設に入っている人だと言われている。つまり、スウェーデンは高齢者や基礎疾患がある人や免疫ができない体の弱い人を見捨てていると言っても過言ではない。いつの日か新型コロナウイルスは終息するだろうが、そのときスウェーデンの方針が批判されることはあっても、評価されることはありえないだろう。

金曜日, 5月 08, 2020

日本の新しい日常(ニューノーマル)とは

新型コロナウイルスの出現&感染拡大によって生活スタイルが大きく変わる。政府は「新しい生活様式」を提案してきたが、この内容云々に関係なく、特効薬ができて、ワクチンが普及しない限り、このウイルスと共存しないといけないだろう。それはいつまでなのだろうか。1年、いや2年はかかるような気がする。ということで、今後の新しい日常(ニューノーマル)というのを少し考えてみた。

手洗いやうがいの奨励はもちろんのこと、今と同じように除菌・消毒は常に心がけなければならない。マスクは外を歩くときや個人で車を運転するときなどは必要ないかもしれないが、電車やバスなどの公共交通機関に乗るとき、また商業施設、オフィスビルなどに入る時はマスクすることを推奨され、マスクは常に携帯しないといけなくなるだろう。もちろん、ソシアル・ディスタンスはマナーとなる。

公共交通機関では地下鉄には注意を払うことになるだろう。なぜなならば、換気は悪いし、紫外線がまったく入らない。おそらく地上を走る鉄道の倍以上危険性があるではないかと推測する。ニューヨークの爆発的感染は地下鉄が要因になっていると言われている。それゆえに、地下鉄および地下にある駅の消毒は日常的に行わないといけなくなるだろう。もちろん、乗る方もマスク着用で、できれば消毒できるテイッシュを持ち歩いた方がいいだろう。

外食産業はいずれ全面的に再開されるだろうが、席の数を一定の距離を保つなり、席数を減らすことが推奨されるだろう。ただ、対面で食事をしてはならないことまでにはならないだろう。また営業時間にしても深夜営業は当分の間無理だろう。あと、換気の悪い飲食店などには改善勧告がなされるかもしれない。そうなると、地下にあるお店(特にライブハウスやクラブなど)はかなりの打撃を受けそうだ。また、接客を伴うナイトクラブ、キャバクラ、ガールスバー、ホストクラブ、風俗店などは悲しいかな事実上御法度になるかもしれない。

まあここまでは一般人にはまだ許容範囲かもしれない。しかし多人数の集まりがアウトとなると、結婚式、披露宴、二次会、葬式、法事そしてお祭り、宗教的催事といった冠婚葬祭はアウトになる。これはもうありえない。文化を否定するものである。いったいどうするのだろう。ちょっと想像がつかない。新興宗教は滅びていくかもしれない。

次に映画、演劇、演芸、音楽といった芸術文化活動はどうなるのだろうか。これから撮影する映画や舞台は出演者は離れてセリフを話さなければならないだろうか。濃厚接触シーンは無くなってしまうのだろうか。笑い話になるかもしれないが、漫才もみんなマスクしてやるのだろうか。吉本芸人はそれに耐えられるだろうか。客席はどうするのだろうか。観客はマスク着用の上、席を空けて座らなければならないのだろうか。その様はあまりにも滑稽であり、リディキュラス(馬鹿げてる)だ。

最後に、スポーツはどうなるのだろうか。屋外スポーツはまだ換気があるからいいとしても、屋内スポーツはどうなるのだろうか。無観客試合にするのだろうか。もし、そんなことになったら安倍がいう「完全な形でのオリンピック」など夢の夢である。

とにかく早急に特効薬、ワクチンの開発が急がれる。と同時に、国民全員に検査(PCR検査、抗体検査など)を行って市中感染の状況を把握するべきである。

木曜日, 5月 07, 2020

BCG接種国とそうでない国の違い

BCG接種はいうまでもなく結核予防のために行われている。日本では1951年に結核予防法が制定され、70歳以下の接種率は99%である。
 
戦前日本は結核大国であった。明治時代から昭和の戦後まで長い間「国民病」「亡国病」と恐れられていた。特に昭和になってからの1935年から43年までの死因第1位は結核だった。人口10万人あたりの死者は毎年200人以上を超え、1943年には男性94,623,女性76,850の計171,473人が結核でなくなっている。それが戦前からの研究成果や海外からの技術導入によって、1951年からBCG接種が行われるようになり、結核で亡くなる人は減少していった。それでも、2018年の死者は2,204人もおり、罹患率も人口10万人あたりで12.3人(死亡率は1.7人)もあり中蔓延国となっている。
 
全世界での結核患者は毎年1000万人以上いると推定されていて、インド、インドネシア、中国、フィリピン、ナイジェリア、パキスタン、南アフリカの7か国で全体の64%が占められているという。一方で、患者数が少ない国は欧米諸国に多く、下図(10万人あたりの結核患者数)を見ていただければ、イギリス、フランス、スウェーデン、オーストラリア、オランダ、デンマーク、カナダ、アメリカは10万人あたりの患者数が10人を下回っている。アメリカの2.7人(死亡率は0.2人以下)はちょっとすごい数字である。


 
さて、新型コロナウイルスである。何度も書いているが、BCG接種を受けている国の感染者数および死者数は受けてない国より明らかに低い。日本、台湾はBCG日本株を接種、韓国は日本株 or ロシア株を接種。中国はロシア株、ドイツはデンマーク株(ただ東ドイツはロシア株)を接種している。そのおかげで、BCG接種を行っていないアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、スペイン、イタリアより圧倒的に感染率も死亡率も低い。
 
つまり、BCG接種は新型コロナウイルスになんらかの予防効果を示していると言わざるをえない。今回のウイルスが結核菌と類似しているのか(菌とウイルスの構造は全く違うが)、それともBCGに対して弱いのかどちらかではないだろうか。ただ、今後感染が拡がると思われる南米やアフリカでウイルスが変異する可能性があるので、まだ一概に安心はできない。

水曜日, 5月 06, 2020

まあ見る価値のあるワイドショーとロクでもないワイドショー

いつもなら、この時期は午前中はNHK-BSかCSのJsportsでメジャーリーグを観ているはずなのだが、残念ながら今年は新型コロナウイルスのために試合を観ることができない。ということで、仕方がなく普段はほとんど見ないワイドショーを見る羽目になっている。

で、この1ヶ月以上で「まあ見る価値のあるワイドショー」と「ロクでもないワイドショー」の見分けが解るようになった。で、個人的な見解は下記の通り。

まあ見る価値のあるワイドショー
・モーニングショー(テレ朝)・バイキング(フジ)・ゴゴスマ(CBC)
ロクでもないワイドショー
・ワイドスクランブル(テレ朝)・ひるおび(TBS)・ミヤネ屋(読売)

「モーニングショー」はMCの羽鳥慎一のバランス感覚が絶妙で進行もスムーズで上手い。加えてテレ朝社員玉川徹の歯に衣着せないコメントも小気味いい。この人、京大農学部出身ということもあり、医学に関しても知識がしっかりしている。そして、この番組の最大の功績は岡田晴恵という新型コロナウイルスについて最も的確に解説・助言してくれる人を採用していることだ。もはや「NHKスペシャル」より「モーニングショー」を見る人も出てきたなんて話まで出てきた。同感である。「バイキング」は御用紙産経新聞の子会社のフジテレビにもかかわらず、MCの坂上忍はズバスバ言うし、出演者たちも堪忍袋の緒が切れたようにどんどん政権批判をしている。芸能人も馬鹿じゃないんだぞ、という意気込みを感じる。今後もそれがずっと続くことを願いたい。「ゴゴスマ」はMCの石井亮次が見た目はのらりくらりしているが、結構確信をついたところをつく進行でとても興味深く好感が持てる。

「ワイドスクラブル」はネトウヨアナとして名高いサブMCの小松靖がとにかくうざったい。この男、めちゃくちゃの出しゃばりで、いつも安倍政権擁護ばかりで、PCR検査にもずっと否定的だった。また村中璃子なんて臨床医でもない者を重用しているのもおかしい。また末延吉正なんて完全なアベ友を起用しているのも問題だ。「ひるおび」は本当にどうしようもない。MCの恵俊彰は知識不足というか勉強不足だし、国際弁護士の八代英輝も口から出まかせのように政権寄りの言葉しか発しない。また相変わらず田崎スシローを重用している。ロクでもない。「ミヤネ屋」はもう維新の会のための放送で見るに耐えない、というより絶対に見ない。こんな番組を見る人が悲しい。

他にもワイドショーがいくつもあるが、あまり見る価値があるように思えない。それゆえに、早くメジャーリーグが再開してもらいたい。

火曜日, 5月 05, 2020

尾身副座長の発言に失望。「Go toキャンペーン」より全員辞職だ

昨日の安倍記者会見に同席した専門家会議の尾身茂副座長の発言には大変失望した。記者からPCR検査数のことを問われても、話をすり替えて「死亡者が少ない」と自画自賛。それでいてその理由は述べない。医療従事者への感謝の言葉もない。この人、ロクでもない政治家と同じ体質である。
 
さて、PCR検査を抑制してきたのが誰かといえば、それは専門家会議と厚生労働省であることは明白である。当初安倍政権はPCR検査を軽視してクラスター対策に重点をおいた対策を行った。それは一時的にある程度の成果を遂げた。しかしながら、3月の連休が天気が良かったことと桜のシーズンということもあり、市中に人が溢れ感染が拡大した。
 
そして、この時点でもPCR検査をまださほど行われず、武漢ウイルスと変異した欧米ウイルスに違いがあることも見出せず、結果的に緊急事態宣言を出すことになってしまった。その後もずっとPCR検査を意図的に抑え込んで、クラスター対策に固執したことにより、市中感染の全体像を把握をすることなく、これといって新しい対策を打ち出すこともなく、緊急事態宣言の延長になってしまった。
 
では、どうしてこのようなことになってしまったかといえば、それは日本が過去にMERS(中東呼吸器症候群)や SARS(重症急性呼吸器症候群)、新型インフルエンザなどの流行を抑え込んだ“おごり”、“ゆるみ”、“たるみ”があったからではないだろうか。それゆえに専門家会議の責任は重い。そして、それ以上に責任が重いの安倍政権である。病床を減らす政策をしたり、病院機材・器具の設備を充実させなかったり、医療機関の研究施設への予算が削減したことなど、明らかにウイルス対策を遅らせる原因を作った。この政治責任は重大である。
 
今や日本の医療体制は完全な後進国に成り下がってしまった。その要因を招いた専門家会議および安倍政権には、宣言延長や自粛ではなく辞職してもらいたい。さもないと「Go toキャンペーン」などを行って、第2波第3波の新たなる感染拡大の下地を作ってしまうからだ。

月曜日, 5月 04, 2020

新型コロナウイルスの20歳以下の感染率が低いのはなぜ

先日ある人から医者でもないのに、なんであんなに新型コロナウイルスことをいろいろ書いているのですかと聞かれた。で、私は「血じゃないのかなぁ」と答えた。私は算数・数学こそ少しできても、物理、化学といった理系の科目はからっきしダメな典型的な文系の生徒・学生だった。ただ、なぜか小さい頃から医者とか病院が好きで、注射は痛くも痒くもないし、病院へ行くことへの躊躇いは微塵もなかった。

そして、大人になってからなんでなんだろうと思うようになって、結論は血筋じゃないかと思うようになった。私自身は文系だが、私の親族には理系が多い。特に親父(理系)の母方は医者一族であり、親父の兄である伯父も医者だった。ということで、どうやら血は争えないという感じで、医学には常に興味を持っていた。それゆえに興味本位と言われようが新型コロナウイルスのデータによる分析、予測をしてしまうのである。

さて、そんな私がいま注目しているのは、なぜ新型コロナウイルスの20歳以下の感染率が低いかということである。日本での若年層への感染率は全体の感染者のなかで、男性10歳未満は1.1%、10代は1.8%。女性10歳未満は1.4%、10代は3.0%と低い。中国では10歳未満が0.9%、10代が1.2%と日本と同じように低い。また、アメリカでも19歳以下は2%以下らしい。他国のデータが見つからないので、短絡的にすべての国で20歳以下の感染率が全体で低いと言えないかもしれないが、その傾向であることは間違いないようだ。

ではなぜ低いのかということを考えると、まず第一に免疫力が肉体的かつ医学的に強いからではないだろうか。人間は1歳から20歳前半までは免疫力を高めていく。また、BCG接種やインフルエンザ予防接種の免疫期間が強いのではないかとも思われる。他にも若年層は知らないうちに感染していてすでに抗体を持っているのかもしれない。そのために検査をする人が少ないのではないかとも考えられる。


こうなると、若年層の感染および死亡は少ないのだから、学校を再開してはどうかという意見が出てくる。しかし、学校には子供だけでなく教師という大人もいるし、登下校でのリスクもある。それゆえに早急ではないかと思う。ただ、その代わりといってはなんだが、公園などの子供だけが使う遊具を使えなくするといった行き過ぎはやめるべきである。ブランコ、滑り台、ジャングルジムなどは子供達だけの世界なのだ。また、サッカーや野球などの屋外スポーツの練習はさせてもいいのではないだろうか。ただし、周囲の大人が常に感染の少ない状況を作らなければならないが。

土曜日, 5月 02, 2020

BCG接種と新型コロナウイルスの関係性

BCG接種はやはり新型コロナウイルスになんらかの影響を与えると思います。特に死亡率が有無によって大きな差があります。


ただ、不思議なのにはなぜ中国は武漢だけがあんなに感染して死亡者が多かったのか、ということだ。武漢周辺だけがBCG接種を怠っていたということは考えられない。

そうなると、考えられるのは最初に流行ったウイルスは相当な殺傷能力をもっていたか、まったく対処方法がわからなかったのかではないだろうか。特に後者においては、どんな薬を用いていいかも分からず、間違って致死率を高めてしまった薬を投与していたのかもしれない。

いずれにしろ、これで安心してはいけない。ウイルスはどんどん変異していますので。