土曜日, 8月 22, 2020

PCR検査の拡充なくして経済活動の拡充はありえない

 相変わらずPCR検査数が少ない。PCR検査をやると陽性者数が増えて医療体制が逼迫するなどという説を唱える国はもはや日本だけだ。他に陽性者を見つけ出すいい方法があるならば、それを利用すればいいが、残念ながらそれは実在していない。今はPCR検査を積極的にやって、社会に安心と安全を植えつけて経済活動を行っていく段階に入っている。そこで下記のような人には、それこそ「いつでも、どこでも、何度でも」検査をすることができるようにしなければならない。

まず第一に公共性の高いエッセンシャル・ワーカーに検査してもらいたい。

・医療従事者(医師、看護師、薬剤師、理学療法士、マッサージ師など)
・介護従事者
・学校関係者(保育園から大学まで)
・公共インフラ関係者(電気、水道、ガスなど)
・警察官、消防士
・流通・交通関係者(コンビニ、スーパー、運転手、駅員など)
・市役所、区役所などの職員

次に民間では接客業を行っている人で検査をするべきだろう。

・飲食店など
・旅館、ホテルなど宿泊関係者

そして、三番目にライブによる経済活動をしている文化・スポーツ関係者。

・スポーツ関係者
・映画・演劇・演芸関係者
・テレビ・音楽演奏者

一般人では学生寮、社員寮、工事現場住居などの共同生活をしている人たちも、優先的に受けられていいのではないだろうか。

こうした人たちを検査することによって、無症状の陽性者を見つけ、早く休んで回復してもらうようにすればいい。そのことによって安心・安全を担保できれば、より一層の経済活動が進展していくのではないだろうか。積極的な検査こそが積極的な経済活動になるはずである。と同時に、秋冬に訪れるであろう大波への対策にも繋がる。

政府の分科会はいつできるか解らないワクチンの優先順位を決める前に、まずは上記のようにPCR検査を受ける優先順位を決めてもらいたい。

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