火曜日, 8月 25, 2020

紫外線照射装置の開発と設置に期待

 先週より陽性者数も陽性率も共に減少した。嬉しい兆しである。先週のデータ分析で私は「期待していた梅雨明け10日から2週間による紫外線効果による陽性者数減もなく、それこそツユと消えた」と書いたが、1週遅れで期待していた紫外線効果が現れてきたようである・・・。

7月の東京の日照時間は47.7時間しかなかった。これは1891年に統計が開始された以降、最も少なかった2003年の48.2時間を下回る史上最低の記録であった。加えて、7月は19日を除きすべての日で雨が観測され、湿度も平均89%最小48%と極めて高かった。それが8月に入ると日照時間は昨日までで197.5時間で、今後も晴れの日が続くと思われるので、ここ10年間の平均180時間を大幅に超えるのは確実である。

ウイルスは日照時間が長いこと、紫外線に弱いことが立証された。まあ当たり前のことなのかもしれないが、ならばそれをもっと利用して、紫外線照射装置の導入を試みてはどうだろうか。ニューヨークの地下鉄は車両を消毒するときに強力なストロボライトが出るような紫外線照射装置を利用している。日本でも東武鉄道が一部の駅の待合室や窓口にウイルスを無力化する紫外線照射装置を設置するようだ。これは室内の空気を吸い込み、装置内で紫外線を照射する仕組みで、北千住駅の待合室、浅草駅や池袋駅などの窓口に順次取り付けるという。また、この装置は病院の無菌室でも使われていて、40平方メートルの部屋の場合1分間で室内の90%の空気を殺菌できるという。今後もこうした紫外線照射装置の開発と設置に期待したい。


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