日曜日, 8月 02, 2020

別荘地は別荘族を歓迎するべし

ちょっと矛盾したようなことを書くが、よ〜く読んで理解していただきたい。

私はGo to キャンペーン(トラベル)は大反対である。そんなのにお金を使うなら、そのお金をPCR検査の拡充、医療機関の補填に回してほしい。また政府のキャンペーンという名目で、せこく旅をしようとしている人なんかに補助金を出すべきではないとも思っている。本当に旅行をしたい人はそんなお金など目当てにしなくても旅行をするはずだ。

それゆえに、私は地方の人たちは東京のお金持ちの別荘族を歓迎するべきだと思っている。7月の4連休あたりから知人で別荘を持っている人の多くが東京を離れて、それぞれの別荘に滞在している。東京疎開である。ただ、別荘地周辺ではこうした人たちを歓迎しない人が多い。でも、これはおかしいと思う。なぜならば、彼らの多くは車で移動をして、別荘族御用達のスーバーやコンビニを利用して、地元の人と触れる機会は非常に少ない。加えて、こんな時期だから用意周到な準備をして行く人も多いのではないだろうか。食料は無論のこと医薬品も普段より余計に持って行くのではないだろうか。

私は金持ち優遇や上級国民擁護のために書いているわけではない。今のような状況下では別荘を持っているような高齢者は東京に居ては危険であるし、別荘地周辺は別荘族が来てくれた方が経済が少しは活性化するはずである。ただ、問題は若者たちが数人で貸別荘を借りるようなケースである。こうしたことを防ぐには管理会社が借り手がどのような人であるかをしっかりチェックするしかない。

そして、別荘地だからといって人混み(スーパー、コンビニなど)でマスクをしないのはもちろんマナー違反である。このへんのマナーを徹底するよう、別荘地周辺ではステッカーを貼るなりの対策をしっかり取ってもらい、別荘族も最低限のマナーを守れば感染者が仮に出たところで拡大する可能性は少ないはずだ。今のところ別荘地でクラスターが起きたという話は聞いたことがない。

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