火曜日, 7月 28, 2020

ワクチンや特効薬開発のためにもPCR検査の拡充

下記の東京の週別感染者数データをみればわかるように、今週は連休もあったためにPCR検査の件数が少なかった。そのために陽性率がなんと9.1%にジャンプアップ。素人の私が予想した2万件を越えたら陽性率は8%になるかもが、現実化してしまった。加えて、感染不明率も50%を越え、市中感染が蔓延しているという証にもなってしまった。


それにしても、この新型コロナウイルスは厄介な病気である。病理学的には新型コロナもインフルエンザも風邪の1種だと思う。しかしながら、その性格性質はまったく違う。よくインフルエンザと新型コロナを比較する人がいるが、インフルエンザはその性質が完全に解明されていて、ウイルス変異に対しても素早く対応して、ワクチンも特効薬も実在している。ところが、新型コロナはほとんど解明されておらず、未知のウイルスなのである。それゆえに、その研究・解明のためにも検査拡充は不可欠なのに、日本は相変わらず検査体制も整わない状態で、やる気もないと有様である。

これではいつまだ経ってもウイルスの本質は解明されることなく、ワクチンも特効薬も生まれることはない。とにかくワクチンや特効薬開発のためにも、精度が上がっているPCR検査の拡充を徹底するべきである。

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