金曜日, 7月 10, 2020

Go to キャンペーンより医療崩壊阻止にお金を使え

一昨日に「東京の陽性率はこのままいくと8%まで上がる可能性がある」と書いたら、昨日は東京で感染者がこれまでの最多224人までになり、陽性率も6%近くにまでなった。こうなると、どうやら私の予測は当たりそうで、1〜2週間後に検査数が5000件を上回ったら陽性率は8%になるに違いない。そして、今日はなんと243人とか・・・。

そんななかで、東京都も政府も感染者の多くは20代・30代で、なおかつ医療体制は逼迫していないから、心配はないと言っているが果たしてそうだろうか。これだけ感染者が増えると、また病院や診療所を訪れる人が少なくなり、その経営は逼迫していく。これでは医療従事者の給与や賞与はどんどん減っていくだけであり、転職者も出てくるだろう。これでは、病院にコロナ患者が殺到する前に医療崩壊になってしまう。

こうなると、何度もいうが「Go to キャンペーン」などは止めて、その予算を全国各地の医療従事者の給与・賞与補填に回すべきである。そうしないと、秋冬に訪れるであろう本格的な第2波に備えられる体制などできようがない。よく医は仁術なりというが、それはそれに伴うお金がなくしてはありえない。医は算術なりとは言えないが、算術は仁術を大きく手助けをすることは言うまでもない。

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