土曜日, 7月 11, 2020

災害復旧のためにも積極的に重機免許の取得をしよう

毎年のように起きる集中豪雨災害。いつ何時起きるか分からない地震災害。日本はある意味災害大国である。こうなると、災害を防ぐという努力をすると共に、復旧する力をつけるということも大事になってくるのではないだろうか。

そこで、大事ではないかと思うのが、災害時に活躍する重機(特に油圧シャベル)を運転することではないだろうか。日本は災害大国であると同時に重機大国でもある。国内にはコマツ、日立建機、住友重機、コベルコ(神戸製鋼)、クボタ、カトー(加藤製作所)、竹内製作所などなどいくつものメーカーがある。こんなに重機メーカーがある国は他にはないと思う。

そして、国内にはあちらこちらに重機がある。地方にいくと重機がまるで放置されているかのように置いてある光景に驚かされる。それぐらい日本は重機大国なのである。ところが、重機の操縦をできる人は少ない。しかし、重機の免許を取るのはさほど難しくないようだ。特に3トン未満の小型重機は、講習会に2〜3日参加するだけで取れるようなのである。そして費用も30,000円程度だ。3トン以上の大型重機は100,000円以上の費用がかかるみたいである。

で、なにを書きたいのかというと、災害が起きそうな地方に住んでいる人(特に20代・30代)は災害時に備えるために積極的にこうした免許を取るべきだと思う。そして、地方自治体および重機メーカーは免許取得者がペーパードライバーにならないためにも、年2回ぐらいは無料試乗会を行うべきである。もちろん、こうした講習会には国や自治体は補助金を出すべきである。こうした訓練を受けておけば、いざという時にも役立つはずである。

堤防を補強する、崖崩れ防止柵を作るなど災害を防ぐ努力も大切である。しかし、今や災害は防ぐだけではなく、復旧を早める力を高める努力も必要である。そのためには小型重機、大型重機の運転技術者を増やすことは大切なことではないだろうか。

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