下記の画面写真は昨日のTBS『Nスタ』で使われた、5月25日の緊急事態宣言解除後の東京23区の感染者数である。
赤い部分が100人を超えている区なので、東京の感染者数は明らかに西高東低である。しかしながら、もう一つのデータを見るとわかると思うが、4月25日までの感染者数と明らかに違う。
4月25日までの自粛期間中というか第1波のさなかは世田谷区、新宿区、港区の3区の感染者数が圧倒的に多かった。これはおそらく海外に関係する人がこの3区に多く住んでいるのではないかと思われる。ところが、5月25日後の感染者数は世田谷区、港区は減少しているのに、新宿区は集団検査をしたことなどにより、突出した数字を出している。
一方で、中野区、豊島区、板橋区、足立区、文京区、荒川区などは感染者数が第1波の時より増えている。これらの区でクラスターが起きた可能性もあるが、感染地域が以前より拡散していることは間違いない。狭い東京でこのように拡散地域が広がっているのだから、これはおそらく神奈川・埼玉・千葉の近隣県でも同じではないだろうか。
ウイルスは風では運ばれない。人が運ぶものである。こんな時なので東京都だけでなく神奈川・埼玉・千葉の3県在住者もGo To キャンペーンは控えるか近隣だけにした方がいいと思う。
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