土曜日, 10月 06, 2007

早食い大食い番組はマナーとモラル違反だ!

最近またテレビで早食いや大食いの番組が増えてきた。ニュース番組や情報番組のなかで特集としてやることがある。これには呆れかえる。早食いや大食いはニュースや情報の意味をなさない。もちろん身体にもよくないし、子供の教育によくない。

早食いや大食いをする人は大食漢のスポーツマンではなく、見た目はごく普通の人たちである。つまり、やせの大食いでこういった人たちのほとんどが胃下垂である。

胃下垂とは胃が腸へと垂れ下がった形をしていて、食べたものが胃に溜まることなく、直接腸へと流れていくのである。これは病気ではないにしろ、異常体質の持ち主であり、このような人たちの食事を一般の人が行うと大変なことになる。過去には早食いが原因で喉に食べ物を詰まらせ窒息死した事件がある。ホットドッグの早食いで有名になった奴ですら、顎関節症なる怪我になったぐらいだから、危険なことでもある。

豊作を願って食の神様に感謝をするなどの早食いや大食いは、伝統行事もしくは神事として行われているは問題はないが、テレビが見せ物として放送するのは絶対に止めてもらいたい。早食いや大食いは食べ物に対する冒涜であり、その素材となっている家畜、海産物、お米、野菜などの食材を作る人に対しても失礼である。また、マナーにも反する。

このような番組を平然と流しているテレビ屋がいることが信じられない。彼らにはモラルとかマナーという理性がないのであろうか。

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