3月11日以来、いまだに悲観にくれている人が多いという。政治も悪い。経済も悪い。マスコミも悪い。なにもかもが悪い。仕方のないことかもしれない。
しかし、今回の震災および原発事故で学んだことも多い。日本の社会構造がいかに歪んでいるかを学んだ。政治がいかに責任の擦り合いの場であるかということを悟った。何度も書くが原発がいかに「政官財学マ」による利権の上になりたっているかも解った。
こうしたことを、逆に活かさないといけない。とにかく私はポジティブに生きたいと思う。脱原発はもちろんのことだが、被災地への経済的支援、ボランティア活動に対しての応援も続けていきたい。そして、なによりも今後の国政および地方選挙において、新エネルギーを政策に掲げる人にしか投票しないことにした。
エネルギー政策の大転換は絶対に必要である。脱原発への方向性を明確にしないと、日本はいつしか太平洋戦争のときのように権力者たちによって国がまた滅びるだろう。もし、そうなったときに歴史上の犯罪人として問われるのは、現政権なのだろうか、それとも過去の自民党政権なのだろうか、それとも我々国民なのだろうか。
昨日のオールスター戦前にイーグルスの選手会長である嶋基宏が良いことをいっぱい言った。そのなかで「生かされている僕たちは前を向いて、自分の人生を切り開いていく使命があります」という言葉はもっとも印象に残った。
人間、生きることは権利であり、義務であり、使命なのだから。
プロ野球球宴:楽天・嶋「ヒトの力はスゴイ!」 あいさつ
http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/news/20110724k0000e050024000c.html
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