月曜日, 4月 01, 2019

元号なんか知らなくても暮らせる

新元号発表で朝から晩までマスコミは騒いでいる。愚かだと思う。

私は元号を使わない。というより、意味がないので覚える気もない。唯一私が知っている元号による年は生まれた1954年(昭和29年)だけであり、高校に入学した年、アメリカから帰国した年、会社を辞めた年などは西暦ではすぐに答えられるが昭和何年であるかは知らない。

小学生の頃から歴史少年だった子供にとって元号ほど煩わしいものはなかった。大化改新、平安京遷都、関ヶ原の戦い、明治維新、日韓併合、真珠湾攻撃などすべて西暦で覚えた。なぜならば、西暦で覚えないと、日本と海外の歴史的相違を認識することができないからだ。特に江戸時代は日本が鎖国をしていたために、その違いをはっきりさせておきたかった。パリ革命、アメリカ独立宣言、産業革命、アヘン戦争といった年に日本ではどんなことが起きていたかを認識するためには、元禄◯年、文化◯年といった元号は邪魔でならなかった。

ということで、私に「あれは昭和◯◯年でしたね」と言われても、私は「それは西暦何年でしたっけ?」と答えるしかない。ましてや平成◯◯年、なんて言われたもまるっきりチンプンカンプンである。ということで、元号なんて知らなくても暮らせるのである。

最後にあなたは関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災を元号年で答えられますか。

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