木曜日, 2月 27, 2020

諸悪の根源は安倍政権と東京オリンピック

世界各地で新型コロナウイルスが猛威をふるっている。韓国ではもはや感染者数が1595人となった。ヨーロッパで一番深刻なイタリアでは400人以上になった。そして、中東のイランでは245人に上り、死者も26人に達したと発表している。そして、新型コロナウイルスは南極を除く全ての大陸で発生していて、今や世界的感染といっても過言ではない。

では、日本はどうであろうか。感染者数は27日11時半時点で189人(クルーズ船705人)と数としては抑えられている、という印象がある。ただし、日本の検査数は2月18~24日の7日間で約6300件で、1日あたり約900件だったと厚労大臣が言っている。政府は最大で1日3800件の検査が可能と言っていたはずなのに、たった900件である。ちなみに、韓国では1日に5000~6000件の検査を実施している。

それではなぜPCR検査が簡単に受けられないかといえば、それは直接的には感染者数を増やさないためであり、最終的には東京オリンピック開催中止を回避したいという安倍政権の意固地な考えからである。

つまり、感染者数が増えると、日本への渡航注意勧告もしくは禁止をする国が増える。すでにサモアなどの南太平洋の国々、イスラエル、イラクなどが日本への渡航禁止や制限をかけている。また、アメリカなども日本への渡航を注意喚起している。もし、日本の感染者数が増えると、間違いなく渡航制限をする国の数は増えるだろう。だから、日本は簡単にPCR検査を受けさせないようにしている。なぜならば、東京オリンピック開催中止をなんとか回避させたい、という安倍政権の思惑があるからだ。

つまり、諸悪の根源は安倍政権の支持率維持と東京オリンピック開催を回避したいからである。もっと突き詰めていえば、諸悪の根源は安倍政権と東京オリンピックである。

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