陽性者数は確実に減っている。陽性率・感染経路不明率も低くなっている。小池都知事は「7日間平均が1週前の7割以下で推移することを目安に」と言っていたが、大方その通りになっている。
一方で気になるのが65歳以上の高齢者の陽性者の割合が高くなっていることだ。以前は1割程度だったのが、今や連日25%以上で35%を越える日もある。これは今になって高齢者施設での検査件数が増えたことと、濃厚接触者の検査を止めたからである。厚労省および東京都による検査体制は本当にご都合主義である。
いずれにしろ、緊急事態宣言の効果と、1月下旬以降の天候の良さ、気温の高さもあり陽性者は減っているのではないだろうか。今年の冬は東京では1月24日まで平年より寒かったが、25日以降はかなり暖かくなり、春一番も史上最速で吹いた。このまま暖かい日が続けば、都知事の言うように7割以下を維持できるかもしれない。ちなみに、7割以下と3分の2の66.6%で陽性者が減って行くと下記のようになる。
7割だと 66.6%だと
2月第2週(07日〜13日) 2945人 2777人
2月第3週(14日〜20日) 2061人 1883人
2月第4週(21日〜27日) 1443人 1209人
3月第1週(28日〜06日) 1010人 798人
こう都合よく進むかどうか分からないが、もしこうなれば東京の緊急事態宣言は解除されるだろう。私は最低でも1週間の陽性者数が1000人を下回るかが解除の目安だと思っている。もしこれが2000人にすると、昨年と同じようにお花見シーズンが終わった4月上旬以降に反動がでると思う。
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