火曜日, 2月 02, 2021

次の選挙では落とし前をつけましょう

東京の陽性者数が減った。陽性率も下がった。感染経路不明率も減っている。いい傾向である。

先日路上で会った知り合いの医師は「12月末から1月20日ぐらいまでは診察に訪れる人がとても多かったが、20日を境にガタンと減った」と言っていた。同じようなことをテレビに出ている医師も言っていたので、おそらく陽性者数の減少になっているのではないだろうか。緊急事態宣言の効果が現れているのだろう。

こうなると、つくづくこの緊急事態宣言の発生が遅かったことが悔やまれる。というより問題である。もし、宣言が昨年12月半ばぐらいに出ていたら、今ごろは解除になっていたかもしれない。

今年1月7日に菅首相は2度目の緊急事態宣言を発する際の記者会見でこう言った。

「1か月後には必ず事態を改善させる。そのためにも私自身、内閣総理大臣として、感染拡大を防止するために全力を尽くし、ありとあらゆる方策を講じてまいります」

約1ヶ月経った。事態は少し改善されたが、緊急事態宣言は1ヶ月延長される。1ヶ月前の言葉はなんだったんだろうか。あの言葉の責任は取らないのだろうか。

私は「勝負の3週間でなく勝負の3ヶ月」だと何度も書いてきたが、本当に政府の新型コロナウイルスに対する認識の甘さ、ウイルス対策の脆弱さ、そして権力者たちの怠慢さ、に呆れると共に怒り💢を覚えるしかない。次の選挙ではきっちり落とし前をつけましょう。

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