1週間前に東京の感染者数が7割減ると2945人、3分の2(66.6%)減ると2777人なると書いたが、先週はそれをも下回る2709人であった。東京以外の首都圏3県および全国の減少割合は下記の通りである。
東京都 4208 → 2709 64.3%
神奈川県 1745 → 1039 59.5%
埼玉県 1578 → 1110 70.3%
千葉県 1511 → 861 56.9%
全国 16641→ 10641 63.9%
そして、このままのペースで行くと東京の陽性者数は下記の通りになる。
7割だと 66.6%だと
2月第3週(14日〜20日) 1893人 1804人
2月第4週(21日〜27日) 1325人 1201人
3月第1週(28日〜06日) 927人 799人
しかし、事はこう上手く進むとは思われない。こうした減少傾向というのは鈍化していくのが普通であり、実際今週に入ってからは減少割合88%と鈍っている。こうなると、緊急事態宣言解除前の3月第1週時点での陽性者数は1200人〜1400人ぐらいになるのではないだろうか。
まあ、ここまで来れば政権は東京オリンピックのこともあり、当初の予定通り3月7日に緊急事態宣言は解除するだろう。そうなれば、夜8時までに終演するようにと言われているライブ活動の時間制限はなくなるだろし、飲食店の時短要請も10時までに緩和されるに違いない。ただし、会食に関しては一定の制限をつけるだろう。そのためにも、国会議員はお手本を示すためにも会食禁止を継続するべきである。
そんななかで、解除後に絶対にやってはいけないのがGo to トラベルの再開である。もし、これを行うとせっかく収まった地方の感染者をまた増やしてしまう。そして、それは時間を経て東京にUターンしてきて、感染が再拡大してしまう。そうなったら、各国は日本にオリンピック選手団を送らないだろう。
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