日曜日, 2月 07, 2021

コロナ対策、優良国から転落した日本、その理由は

昨年11月頃まで日本は新型コロナウイルス感染拡大防止国として評価が高かった。11月24日のブルームバーグは「コロナ時代に最も住みやすい国はニュージーランド、日本、台湾であり、韓国は4位だ」と配信した。今思うと信じられないお笑いグサの報道である。

確かに日本は島国という環境的優位な立場にいた。同じことは、台湾、ニュージランド、アイスランド、韓国(韓国は島国ではないが北朝鮮と国交がないので準島国)といった島国も同様であった。ところが、10月から解禁された東京人のGo to トラベル、脆弱な検疫体制をかいくぐってきた帰国者・入国者、そして季節がウイルスが好きな冬になってきたことから、11月中旬以降は拡大の一途をたどり世界各国から入国拒否される国に転落してしまった。下記の各国のデータを見れば、日本がいかに感染防止を怠ったかが分かるだろう。

日本が感染拡大防止ができなかった具体的理由は3つある。一に世界に類をみないPCR検査抑制、二にGo to キャンペーンの再開、そして三に緊急事態宣言の遅さである。こうしたことを起こしたのは、言うまでもなく菅義偉政権のウイルスに対する認識の無さと自民党二階俊博などの権力者たちの傲慢さにある。

 





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