水曜日, 1月 06, 2021

東京の半数は独り暮らしだ。コロナ対策はその認識をもつように

東京都が発表している12月27日から1月2日までの7日間平均の陽性率は下記の通りである。

12月27日 8.5%
12月28日 8.8%
12月29日 9.4%
12月30日 10.1%
12月31日 10.7%
01月01日 11.6%
01月02日 12.3%

一方で私が計算した1月2日の陽性率はなんと17.0%になっている。どちらが正しいかなんてどうでもいい。とにかく陽性率が10%を越えてしまい、陽性者数も直近の1週間平均で1日あたり846人になり、今週は1000人を突破してもおかしくない状況になった。このことは医療現場の逼迫は無論のこと、市中での感染リスクも非常に高まったということである。

政府は飲食店を中心とした緊急事態宣言を発生させるが、これで本当に感染を抑えられるかどうかは正直疑問である。

というのも、東京に住む人の半数は単身者である。独り暮らしの人が半分いるということである。今後、飲食店が8時閉店になると、具体的数字はわからないが食事に困る人が出てくるのではないだろうか。こうした人たちはコンビニ or 宅配弁当でいいんじゃないかと言う人もいるかもしれないが、弁当だけの生活は偏食になり健康にも良くなく免疫力が落ちる。

一方で、独り暮らし同士が家を訪ねあって会食飲食をする可能性もあり、そこから感染が拡大するかもしれない。具体的な想定が思いつかないのだが、こうした独り暮らしの人の落とし穴が他にもあるような気がする。私も独り暮らしなので、その点を注意していきたいと思う。

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