東京都の検査数がやっと1日あたり1万件を超えた。厚労省主体によって行われてきたPCR検査抑制論がなければもっと早く1日1万件以上の検査が行われていただろう。もし12月中に1万件以上の検査が行われていたならば、陽性者の数が増加していることを把握できて、緊急事態宣言をもっと早く発するなり、宣言を発することなく感染拡大を阻止できたかもしれない。その意味において厚労省およびそれに同調してテレビやSNS等でPCR抑制論を主張していた者たちの罪は重い。
もはや、感染拡大を阻止するのは2月半ば以降まで難しいだろう。何度も書いてきたが「勝負の3週間」ではなく「勝負の3ヶ月」(12月〜2月)なのである。その最初の1ヶ月を頓挫してしまった東京(および日本)はもはや2ヶ月目で立ち直しを図ることは無理であり、3ヶ月目である2月にかけるしかない。そのためには、単に飲食店での人との接触を避けるだけではなく、もっと広範囲に屋内での人との接触を避けるようにしなければならない。こうなると原始的な方法だが、一人一人が「今日は何人と話をしたか、何人と接触したか」を数えて、翌日はそれより減らすという行動をするぐらいしかないのかもしれない・・・。
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