東京の陽性者数が劇的に下がり始めた。それに伴い陽性率も感染不明率も下がりだした。感染不明率が下がりだした要因は家庭内感染が増えている表れだろう。
東京の第5波の感染ピークは8月第3週(15日〜21日)の33033人だったが、その翌週は27799人と約16%の減少した。それが先週は19703人まで減り、30%近い減少率となった。ここまで減少した要因はワクチン接種の拡大と、東京オリンピックが終わり、お盆休みも過ぎたことにより、不必要な人流がなくなったからであろう。
今後も減少傾向は続くだろう。これを25%と30%前後で陽性者が減少していくと下記のようになる。
9月第2週(05日〜11日)14000人台 13000人台
9月第3週(12日〜18日)11000人台 9000人台
9月第4週(19日〜25日) 8000人台 6000人台
10月第1週(26日〜02日)6000人台 4000人台
10月第2週(03日〜09日)4000人台 3000人台
10月第3週(10日〜16日)3000人台 2000人台
この通りに減少していくと、先週予想したより2週間から3週間早く1日の平均陽性者数500人を切ることができ、10月中旬までに緊急事態宣言を解除することができる。しかし、実際にここまで下がるかどうかはやはり疑問がある。今月から学校が再開されている。小学校や中学校は教員らによって、感染の拡大はかなり抑えれるだろうが、高校や大学の部活動などを中心にクラスターが発生することが懸念される。それゆえに、学生の積極的接種が行われることを期待したい。
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