水曜日, 2月 07, 2007

久しぶりの病院日記

昨年12月25日に退院してから、正月休みを除いて1月は毎日、2月からは月・水・金とリハビリのために病院を訪れています。リハビリ室は病棟と違って開放的です。学校でいえば体育館みたいなところなので、病院としてはどことなく活気があります。働いている理学療法士の人たちも体育会系という感じで、仕事のノリがどことなく陽気です。患者さんたちも日々体の調子がよくなっていくので、明るく元気です。

現在の私のリハビリの工程は次のようなものです。最初はベッドに横になって肩の周囲に熱いタオルのような“ヒルドパック”を巻いて暖めます。その間に左腕を曲げたり伸ばしたりと、いわば軽い準備運動を行います。20分ほど暖めたあとに、理学療法士のお姉さんが私の左腕の上腕二頭筋、上腕三頭筋、三角筋、大胸筋などをマッサージしながらほぐしていきます。その後にゴムチューブを引っ張ったり、天井から吊られているつり輪を上げたり下げたりと筋肉の伸縮運動を行います。

リハビリを開始した当初は仰向けに寝ていても左腕は90度までしか上がらず、伸ばした腕が自分の耳につく180度まで戻るのはいつになるかと思っていました。それから、毎日自分でも左腕や肩周辺の筋肉をほぐしながら、180度になるように地道に努力していき、現在は前からも横からも腕が上がるように回復しました。

しかし、肘を曲げてひねったり伸ばしたりすると、まだまだ背筋などあちこちの筋肉に痛みが走ります。人間の筋肉というのはうまくできているというか、いろいろな繋がりがあるんだなと感心してしまいます。みなさんも普段はなにげなく動かしている腕ですが、ちょっと意識をもって腕を動かすと筋肉の繋がりが認識できるかと思います。

さて、先日看護婦さんにマンガ本(『のだめカンタービレ』全巻)を差し入れるために、久しぶりに病棟を訪ねました。行ってみてビックリしたのは、病棟をぐるっと一周してみると、どう見ても半分以上のベットが空いていて、閑古鳥(笑)が鳴いている状態でした。看護婦さんたちもなんか手持ちぶたさで、突然の来訪者である私と立ち話をしてくれる余裕があるのでした。

で、話を聞くと整形外科病棟は私のように年末までに退院しようとする人が多く、どうしても1月と2月は入院患者は少ないそうです。これが3月になると春休みを利用したりとか、年度内に手術を行いたいという人が入院してきて、12月のような賑わいになるそうです。知らなかった。次に整形病棟に入院するときは12月と3月は避けるようにします。(笑)

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