水曜日, 2月 13, 2013

貴族とロビー活動で運営されているオリンピック


レスリングが2020年オリンピック競技の除外候補になったというニュースが伝わるや否や、日本のスポーツ界というかスポーツマスコミは上へ下への大騒ぎである。確かに日本にとってレスリングは有力なメダル獲得候補競技であり、吉田沙保里をシンボル的存在で行っている東京招致活動にも影響がでるだろう。

ただ、このレスリングの除外問題は日本のスポーツ関係者(およびスポーツマスコミ)の認識の低さと甘さがなかっただろうか。そもそもオリンピックは貴族のスポーツ大会であり、決して庶民のスポーツ大会ではないということをどれだけの人が知っているだろうか。

近代オリンピックはフランスのクーベルタン男爵という貴族によって創設され、その運営は今日まで貴族関係者もしくはスポーツ貴族という人々によって運営されている。日本オリンピック委員会の竹田恆和会長も華族の血筋にあたる。

ということで、オリンピックには世界的にはあまり普及していないお金のかかる競技がいくつも存在している。例えば、馬術、セーリング、ボート、射撃、近代5種といった競技はお金持ちしかできないスポーツであり、貧しい国ではその存在すら知られていないだろう。それなのに、レスリングのように除外候補にされることなく頑然と競技種目として存在している。

今回のレスリングが除外された最大の理由は。国際オリンピック委員会に対して世界レスリング連盟のロビー活動不足が原因ではないかと言われている。ロビー活動とは、早く言えば利権の絡んだ裏工作である。

このようにオリンピックとは「参加することに意義がある」と同時に、貴族とロビー活動が暗躍するスポーツ大会でもある。

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