火曜日, 2月 05, 2013

女子柔道問題に関するマスコミの姿勢に?


女子柔道の問題でマスコミが揃って全柔連やJOCを批判しだしているが、彼らにそのような資格はあるのだろうか。

これまでマスコミはスポーツ競技を取材するにあたって、指導者たちを通さなければ取材ができないということもあったりするので、選手たちが勝てたの指導者のおかげみたいな論調を何度も繰り返してきた。また、指導者たちを持ち上げるための記事もいっぱい書いてきた。そして、女子柔道の練習の場で体罰があることを知っていて黙認してきた。

選手が競技に勝つためには指導者の力は不可欠である。しかし、競技をするのは指導者ではなく選手であり、指導者が選手を信頼してそのプライドを尊敬してあげなければならないはずだ。そのことをマスコミもちゃんと理解していただろうか。「コーチも家族も選手と共に戦ってきた」というのは事実かもしれないが、そういう論調が指導者の体罰を助長してはいなかっただろうか。

女子柔道の問題は全柔連やJOCだけでなく、アルジェリア人質事件の実名報道同様に、マスコミの姿勢も問われている。

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