水曜日, 9月 17, 2014

防“蚊”対策を徹底するべし!

デング熱騒動から約2週間余。代々木公園の閉鎖はいったいいつまで続くのだろうか。

明日18日まで続くとなると封鎖から2週間となり、こうなると明らかに東京都および厚生労働省の初動対策の失敗であったかを物語っている。とにかく今週中に封鎖をとかないようであれば、責任の所在ならびにこれまでの経緯をはっきりさせるべきである。

今後は、公園利用者に対しては「ここはデング熱が発生した地帯です。ご利用になる際は蚊に刺されないよう、万全の対策(虫除けスプレーを利用するなど)をしてください」という注意喚起したうえで、閉鎖をとくべきである。そして、夜間の公園閉鎖時には継続的に殺虫剤散布をするなり、蚊の発生源となる小さな水たまり(缶や瓶、木の窪み)の除去作業を行うべきである。

インドネシア在住の私の友人は今夏デング熱にかかり、治療が遅れたために手足が真っ赤になるまでの重症化してしまった(今は回復している)。彼女の住む村では8人もデング熱患者が出たので、8月だけでも3回も殺虫剤噴霧隊がやってきて、村中くまなく散布したという。(彼女のデング熱闘病記はFacebookでなんと940件以上のシェア)

そして、もはやデング熱を媒介した蚊は代々木公園だけにいるとは限らなくなった。いずれセアカゴケグモのように日本各地に生息するようになるのかもしれない。そして、マラリア蚊も上陸するかもしれない。こうしたことを考えると、今後も官民をあげて徹底した予防対策を取ると共に、来年以降各自治体はインドネシアのように防火ならぬ防“蚊”対策をしっかり整える必要性があるだろう。


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