水曜日, 1月 12, 2022

大相撲も30歳以上の力士だらけで高齢者社会?

一昨日になるが両国国技館に大相撲観戦に行ってきた。

昨年3月は横綱不在で横綱土俵入りがないという大相撲観戦だったが、あれから10ヶ月、横綱白鵬は引退、今は照ノ富士が独り横綱として土俵を支えている。

その横綱・照ノ富士の土俵入りも今場所が3場所目ということもあり、まったく不安げもなく堂々したものだった。また、取組にしても相変わらず立会いは悪く、一瞬若隆景にヒヤリとさせられるものの、腕を返すというか腕をがっちり掴んでからは強く、小手投げで勝った。もし今場所も優勝すると横綱昇進から3場所連続優勝は1918年の栃木山以来とか。

さて、一昨日は祝日ということもあり、オミクロン株による感染拡大が広がるなかでも、1階のマス席は完全に売り切れ、2階席(1席空き)も観やすい正面席と向正面席はほとんどがいっぱいだった。

そんななかで、力士のなかで注目したのは今場所幕内に上がった王鵬(本名:納谷幸之介、大鵬の孫だが顔立ちはあまり似ていない)。身長191cm、体重181kgという見事な体型で琴恵光を最初は突き放して、その後素早く突き落として勝利。明らかに大器の片鱗をうかがわせた。まだ先が長いがもし今場所10番以上勝つと、祖父大鵬、親父貴闘力に続いての新入幕で2桁勝利となる。そうなることを期待すると共に、あと1年以内には間違いなく三役までいく素質を秘めていると思えた。

その他では幕内最年長の玉鷲(37歳)はまだまだ若く、また好きな妙義龍(35歳)も相撲巧者ぶりを見せてくれた。大相撲といえば、その昔は30歳になると引退と言われいた(大鵬は30歳で引退)が、今や30歳以上の力士が22人もいる。そして、照ノ富士はすでに30歳になるが、とてもそうは見えない。


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