木曜日, 12月 29, 2022

完全予想 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表選手

来年3月に行われる野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表選手の内定が報道されはじめましたが、私なりに勝手に選んでみました。

来年メジャーに移籍することが決まった千賀滉大と吉田正尚は「出たい」と言っているようですが、東京での予選ラウンドの出場は絶対に無理。栗山監督はそんな選手を選ぶ余裕はない。特に投手は球数制限があるので、最低でも先発4人第二先発4人、救援6人が必要。それゆえに、千賀が選ばれることはありえない。吉田にしても連携プレイの練習などで、メジャーのキャンプを外すことは無理。また、先発転向を表明した平良(西武)も出場は難しい。

で、選んだのが下記の30人です。ラーズ・ヌートバー(カージナルス)とスティーブン・クワン(ガーディアンズ)は栗山監督としては選びたくないかもしれませんが、MLBからの推薦があるようなので、渋々承諾せざるを得ないと思って入れました。

さて、どこまで当たるでしょうか。

【投手】(14人)
ダルビッシュ有(パドレス)
山本由伸(オリックス)
佐々木朗希(ロッテ)
今永昇太(DeNA)※左

宮城大弥(オリックス)※左
伊藤大海(日本ハム)
戸郷翔征(巨人)
青柳晃洋(阪神)

山崎颯一郎(オリックス)
宇田川優希(オリックス)
松井裕樹(楽天)※左
高橋奎二(ヤクルト)※左
大勢(巨人)
栗原良吏(広島)

【DH・投手】(1人)
大谷翔平(エンゼルス)※左

【捕手】(3人)
甲斐拓也(ソフトバンク)
中村悠平(ヤクルト)
坂倉将吾(広島)※左

【内野手】(6人)
源田壮亮(西武)※左
山川穂高(西武)
山田哲人(ヤクルト)
村上宗隆(ヤクルト)※左
牧秀悟(DeNA)
坂本勇人(巨人)

【外野手】(6人)
鈴木誠也(カブス)
ラーズ・ヌートバー(カージナルス)※左
スティーブン・クワン(ガーディアンズ)※左
柳田悠岐(ソフトバンク)※左
周東佑京(ソフトバンク)※左
塩見泰隆(ヤクルト)

金曜日, 12月 23, 2022

一蔵、小燕枝、扇橋による「新版三人集落語忘年会」@赤坂会館

昨日(22日)は赤坂会館で行われた春風亭一蔵、柳亭小燕枝、入船亭扇橋による「新版三人集落語忘年会」を聞きに行った。

出演者と演目は下記の通り。

一蔵・小燕枝・扇橋  トーク
桂枝平    「寄合酒」
入船亭扇橋  「あくび指南」
 〜 仲入り 〜
春風亭一蔵  「子別れ(上)~(中)」
柳亭小燕枝  「子別れ(下)」

トークは最初に一蔵と小燕枝だけが登場。扇橋は寄席での代演出演で遅れて途中入場。トークでは一蔵がお披露目でずっと一緒だった柳亭市馬師匠(落語協会会長)と仲良くなってメールのやりとりをするようになり、披露興行の後に師匠が3人を赤坂の高級しゃぶしゃぶ店に連れていって感動した話など披露する。ただ、これには最後にオチが・・・。

前座の桂枝平は桂文生の弟子。「寄合酒」は乾物屋や魚屋で黙って酒の肴を取ってくる与太郎たちの話だが、枝平は一蔵ばりにぐいぐいと話を引っ張っていく。いわゆる剛腕型だ。ただ滑舌にまだ難があるので、それをクリアすれば間違いなく面白い落語家になると思う。頑張れ。

入船亭扇橋はトークに遅れてきて喋り足りないのか、寄席の楽屋話を主にマクラを20分も話してから「あくび指南」へ。これまで数多くの人の「あくび指南」を聞いてきたが、彼ほど丁寧というか「あくび指南」の馬鹿馬鹿しさをそれこそバカ丁寧に話す落語家は聞いたことがない。師匠の扇辰に着付けの難しさを教わっただけがあるせいか、繊細かつ細部に至るまで語りと所作が見事に噛み合っていた。お見事。

仲入り後は一蔵と小燕枝の2人による「子別れ」のリレー落語。一蔵は普段通り快活かつ辣腕に噺を引っ張っていき、小燕枝にバトンを渡す。そして、小燕枝は繊細かつ情感たっぷりに噺をまとめていく。話の内容からして前半が一蔵、後半が小燕枝が順当でお客さんは大満足だったようだが、天の邪鬼な私としては逆の方で聞きたかった。2〜3年後でいいから、順番を代えて演じてもらいたい。

最後は忘年会ということもあり手締めだったが、その前に市馬師匠が3人を奢ったという最初のトーク、市馬師匠が奢ったお店の支払いはこの会の席亭であるオフィスエムズの加藤さんが行ったと暴露。これには3人はひれ伏し、場内は大爆笑。3人にとって今年最後にして最大のオチとなった。(笑)そんな笑いの余韻が残るなか、加藤さんの音頭で三本締め。賑やかにして楽しい会であった。



火曜日, 12月 13, 2022

一乗谷の朝倉孝景から義景までの5代ならば大河ドラマになるかも・・・

先週の福井の旅の最大の目的は蟹でしたが、次の目的は歴史的なことで、一乗谷とはどんなところなのだろか、なぜ朝倉家は一乗谷に拠点を構えていたのかを知りたかったことでした。

一乗谷は福井市内中心部から南東約10キロ離れた山間にある。その名の通り「谷」であり周囲を小高い山々に囲まれている。その谷間を越前平野の一級河川である足羽川(あすわがわ)に繋がる一乗谷川が流れている。

そんな谷間に朝倉家の7代目当主である孝景が城下町を作り上げた。ただ城下町といっても天守閣があるお城はなく、朝倉家の邸宅を中心に武家町、町人町を計画的に形成した。そして、最盛期には1万人が住んでいたといわれ、もちろん北陸では最大の町であった。ちなみに当時の京都の人口は10万人だった。

ではなぜこのような場所に朝倉家は拠点をおいたかというと、第一に朝倉家が守護(斯波氏)でも守護代(甲斐氏)でもなかったということ、第二に敦賀港や三国港を抑えた第7代当主孝景が、港の近くには兵を置くだけにして、越前平野の農業を見守れることができ、防御に優れた地として一乗谷を選んだのではないかといわれている。いずれにしろ、このような地に居を構えた戦国武将は朝倉家以外にいたのだろうか。

そして、現在の一乗谷はというともう完全に遺跡・史跡という感じである。今年10月にオープンした「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」でその歴史を知ることができると共に数多くの遺跡品が見ることができる。また、そこから車で5分(自転車だと10分、徒歩だと30分)のところには朝倉館跡、復原町並みがあり、往時を偲ぶことできる。

来年の大河ドラマはまたもや徳川家康が主人公・・・。朝倉義景だけでは大河ドラマの主人公にはなりえそうもないが、朝倉孝景から義景までの5代ならば大河ドラマになるかもしれない・・・。すでにしているかと思うが、福井県はNHKにもっと積極的に働きかけてみてはどうだろうか。



月曜日, 12月 12, 2022

福井で越前蟹を買って、東京で食べる

先週、福井、近江八幡と旅をしてきました。今回の旅の最大の目的はカニ。それも贅沢ではありますが、福井で越前蟹を買って、東京で食べるということでした。

今年の越前蟹は豊漁で11月6日に解禁されてから、わずか10日間で漁獲予定量の半分が獲れてしまい、出荷制限がかかるほどなのです。それゆえに、11月25日までは安く取引されていたそうですが、それ以降は出荷制限のために値段が高くなり、安いときの2〜3割高になったそうです。

さて、私が蟹を買いに行ったお店は福井市内の繁華街「順化・片町」にある鮮魚店「かど七」。ここは魚屋さんというより小さな市場か問屋といった感じのお店で、近くの飲食店の人が訪れるだけでなく福井市内の多くの飲食店に魚を卸しています。

私が蟹を買いに行ったのおそらく閉店間近の午後4時だったのですが、お店の人(おそらく社長御夫妻)の応対はとても親切で、すばやく奥から生きた蟹を何杯も出してくれました。この日の相場は1キロものが30,000円余で、私は少し迷いましたが面構えがいい1.162キロ(越前港昭宝丸)ものを購入。それを行きつけの学芸大学の「晴庵」に翌々日午後に届くよう手配をお願いしました。

そして、食べに行ってきました。

始めはしゃぶしゃぶ、次は茹で、3足目は焼きで食べましたが、やはり焼きが一番です。そして、最後に甲羅焼き。いや〜、これは今年食したものでは最高の美味。なんとも言えないコク。重層的な深みのある味わい。日本酒には最高の肴でした。1年1回はこれを食べてみたいものです。本当にご馳走さまでした。「かど七」と「晴庵」のみなさん、ありがとうございます。

蛇足ですが、私が買ったクラスの蟹だと福井市内の料理店の蟹コースで、2人で1杯お値段が1人50,000円でした。つまり、あの蟹は料理屋にいくと10万円に化けるのです。東京だとおそらくそれに2〜3割増になるのではないでしょうか。



水曜日, 11月 30, 2022

落語教育委員会@めぐろパーシモンホール

昨日(29日)はめぐろパーシモンホールで開かれた「落語教育委員会」を聞きに行ってきた。出演者と演目は下記の通り。

兼好・歌武蔵・喬太郎 コント「演芸千一夜」
春風亭与いち 「代脈」
三遊亭兼好  「町内の若い衆」
 〜 仲入り 〜
三遊亭歌武蔵 「支度部屋外伝」(北の富士?)
柳家喬太郎  「錦の袈裟」

最初のコントは先日年の差27歳結婚をした歌武蔵師匠イジり。しかし、オチは「噺を聞くときは携帯電話は切りましょう」と結ぶ。少し滑った部分もあるコントだったが、でもオチは大事です。

春風亭与いちは春風亭一之輔の2番目の弟子で二ツ目。「代脈」は名医の弟子の銀南が代診に出かけるという滑稽噺だが、淀みもなくテンポもよく噺をすすめる。ただ、何かもの足りない。それは間というかクスグリがないからではないだろうか。男前だし滑舌もいいので、今後はもう少し余裕を持って高座に上がることを期待したい。

三遊亭兼好という落語家は3人以上の落語会でトップを務めるのにうってつけの落語家である。なんといっても明るい。お客さんに飛び込んでいくのも早いし、場を暖めるというか、会場を和ませる力をもっている。「町内の若い衆」も素晴らしかった。

三遊亭歌武蔵は意外にもパーシモンホール初登場。そのせいか最初は目黒区の敷居が高いのか少し手探り状態だった。しかし、いつものように「支度部屋外伝」で今年の優勝力士の話などをしていくうちに、居所を見つけたようで北の富士勝昭に関する話をモノマネを交えながらどんどん披露していく。北の富士勝昭、御年80歳。いずれ本当に落語の題材になるような人だ思う。歌武蔵師匠、お願いします。

柳家喬太郎はマクラもそこそこに「錦の袈裟」に。喬太郎師匠は歌武蔵師匠と違ってパーシモンホールにはたびたび登場しているいわばベテラン。ただ、昨日はマクラが短かったせいか、普段よりノリが悪い。それゆえに「町内の若い衆」も与太郎が花魁にモテて、他の若い衆の嫌味がサラッとしていて毒気がない。誕生日前の喬太郎師匠はいつもほど弾けていなかった。




月曜日, 11月 28, 2022

ジャパンカップ。外国馬にはターフだけでなくスタンド前スタートも影響している

昨日はジャパンカップ。今年から1着賞金が4億円になったり、東京競馬場内に国際厩舎を設けたりしたおかげで、久しぶりに外国馬4頭が出走することになりました。ちょっと華やかになったので、売り上げも昨年よりアップするかと思われましたが、意外にも前年比98.6%とダウン。入場者数は53,359人でこちらは前年より530.3%増でした。

さて、レース結果は外国人騎手は活躍したものの外国馬はさほど活躍ができませんでした。これはよく言う馬場の違い(欧州の馬場が軟らかいの対して日本の馬場は硬い)があることは間違いないと思いますが、それとは別に観客の多いスタンド前からの発走というのもあるのではないでしょうか。

昨日もファンファーレが鳴ってから、外国馬はちょっと落ち着きがなくり、ドイツのデュネスはゲート入りに手こずってしまった。こうした慣れない環境のせいか、外国馬は競馬自体もうまく進めることが出来ず、外国馬の最高順位は昨年も参戦したフランスのグランドグローリーの6着で、私が期待した同じフランスのオネストは7着に終わってしまった。

来年は1着賞金が5億円になるらしいが、外国馬の参戦はあるのだろうか。昨日の結果をみると、ちょっと不安になってしまいます・・・。

なお、私の馬券は本命ヴェラアズール、対抗オネストとシャフリヤール、穴シムカミル、カラテ、ダノンベルーガでしたので、安い馬連と枠連は当たりました。(^_^;;

土曜日, 11月 26, 2022

林家つる子独演会「つる子の赤坂の夜は更けて」(芝浜)

昨日(25日)は赤坂会館で開かれた林家つる子独演会「つる子の赤坂の夜は更けて」を聞きに行ってきた。出演者と演目は下記の通り。

林家つる子  「戦いを終えて」
林家つる子  「やかん」
 〜 仲入り 〜
林家つる子  「芝浜」

これまでに2回林家つる子を聞いているが独演会は初めて。冒頭の「戦いを終えて」は2日前に放送されたNHK落語新人大賞の裏話で、いわば長く辛かったというマクラのような嘆きと意気込み。来年は生放送になることを願う。(笑)

「やかん」は八五郎が"先生"気取りの隠居を訪ねると、隠居は「グシャ、愚者」と言いながら、八五郎を迎え入れる。そんなことお構いなしの八五郎は隠居に色々なことを聞き、そのたびに隠居は落語的な適当な答えを返す。そして、八五郎が「ヤカンはなんでヤカンというの?」と訊ねると、隠居は突然講談調になり川中島の合戦のくだりを話し始める。ここらあたりから林家つる子も調子にのりはじめる。それにしても、この噺は実にくだらない。(笑)

林家つる子の「芝浜」は女性(女房)目線で描く「芝浜」。約1時間10分の長講。本来の「芝浜」は天秤棒1本で行商している魚屋の勝五郎が芝浜で拾った財布(中には50両)のことを女房のおみつが夢物語にして改心させるという噺である。林家つる子もその本筋の話を崩すことはないが、そこに至るまでの勝五郎とおみつの馴れ初めの話をつけ加える。これがイナセで心地よく、ここで女性目線の下地をしっかりと築いていく。これで噺の主役はおみつであり、勝五郎や大家は脇役の布陣となる。終演後につる子は「これからも練り直して、しっかり育てていきたい」と言っていたが、できれば妙にウケ狙いをすることなく、凛とした「芝浜」を作り上げていってほしい。

次回(来年2月22日)は「紺屋高尾」を花魁目線でトライするという。その心意気に「あっぱれ」をあげたい。本人曰く「私はそうした活動家ではない」というが、今後も女性目線で描く古典落語を築きあげる活動をしてもらいたいと私は密かに期待している。

なお、年内は下記の3回で「芝浜」のネタ出しをしているので、興味のある方はぜひ行ってみましょう。

12/17午後 穴川コミュニティセンターホール(千葉)
12/18午前 なかの芸能小劇場
12/24夜  深川江戸資料館



水曜日, 11月 23, 2022

第4回柳枝百貨店@日本橋社会教育会館

昨日(22日)は日本橋社会教育会館で開かれた「第4回柳枝百貨店」を聞きに行ってきた。出演者と演目は下記の通り。

古今亭菊一  「黄金の大黒」
春風亭柳枝  「時そば」
春風亭柳枝  「尻餅」
 〜 仲入り 〜
春風亭柳枝  「業平文治(その3)第5話 お村の裏切り」

電車に乗り遅れ、また乗った電車が途中で停まってしまうアクシデントに見舞われて途中からの入場。m(_ _)m 前座の古今亭菊一は古今亭菊太楼の弟子。ちゃんと聞けなかったので感想・論評は次の機会に。

マクラは2日前の北海道公演の前に食事に行ったところでスープカレーがなかなか出てこなかった話。オチは想像通り。(笑)そして、その北海道・岩見沢での学校公演でゲストの江戸家小猫(来年3月に5代目江戸家猫八襲名)に蕎麦を啜るのがとても上手と誉められて、その調子にのって「時そば」へ。確かに春風亭柳枝は蕎麦を啜るのが上手い。ただ、それ以上に感心したのが「九つ」の男を真似てドジを踏む「四つ」の男の描写。先日聞いたさん喬師匠は徹底的に銭を数える時の間抜けな仕草をクローズアップしいていたが、柳枝は間抜けだけでなくおとぼけも加える。「時そば」は蕎麦を啜る仕草も大事だが、噺のツボを押さえるのはもっと大事なんだなと思う。

「尻餅」はもはや絶滅危惧種に入ってきそうな噺。私は春風亭一之輔で聞いたことはあるが・・・。というのも、この噺、長屋に住む男が自分の女房の尻を叩いて餅をついたように見栄を張るというパワワラ・セクハラまがいの噺である。それゆえに、昨今の社会状況や女性客が多くなった落語界事情を踏まえて敬遠する落語家が多いらしい。しかし、こうしたことで江戸時代の長屋の滑稽なおかしさを伝えることを閉ざすのは勿体ない。確かに女性にとっては少し痛々しい噺かもしれないが、あまりめくじらを立てないでほしい。結構味わいのあるいい噺なんだから。

「業平文治」はほぼ絶滅危惧種の三遊亭圓朝の噺。今回の第5話は業平文治こと浪島文治郎が助けてやった元芸者のお村がその母・お崎によって裏切るまでの顛末を描く。このあとは噺は第11話まで続くようでなんとも長い。次回は来年3月6日。できれば2話はやってほしい。

月曜日, 11月 21, 2022

意外に多いG Iレースの万馬券

昨日のG Iレース・マイルチャンピオシップで、馬連11,870円の万馬券をゲットしました。G Iの万馬券をいつ以来だろうか・・・。

実はG Iでの万馬券は意外と多く出ているのです。今年に入って、昨日のレースを含めて18回の平地のG Iレースが行われましたが、そのうち下記の通り5回も馬連の万馬券が出ているのです。

高松宮記念     13,560円
大阪杯       10,980円
スプリンターズ   15,340円
エリザベス女王杯  15,500円
マイルチャンピオン 11,870円

一般的に馬連の万馬券が出る確率は約11%と言われ、9〜10レースに1回でる程度なのに、今年のG Iレースに限っていえば3〜4回に1回は万馬券が出ているのです。今年はあとジャパンカップ、チャンピオンズカップ、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス、有馬記念、ホープフルステークスと平地のG Iが6レースもあるので、1回もしくは2回は万馬券が出てもおかしくありません。

ということで、今後のG Iレースは自分の信じる馬券と万馬券狙いの馬券の二刀流で臨みます。これが取らぬ狸の皮算用にならないことを祈るのみです。(笑)

写真は私の有馬記念ファン投票の10頭です。




火曜日, 11月 15, 2022

さん喬十八番集成 ~晩秋にて~@国立演芸場

昨日(14日)は国立演芸場で開かれた「さん喬十八番集成 ~晩秋にて~」を聞いてきた。出演者と演目は下記の通り。

柳家小きち  「金明竹」
柳家さん喬  「時そば」
柳家さん喬  「抜け雀」
 〜 仲入り 〜
柳家さん喬  「ちきり伊勢屋」

柳家小きちは柳家さん喬の一番下の弟子。角刈りのスポーツマン風の青年。これまでに2回ほど彼の噺を聞いているが、まだまだお客さんに飛び込んでいく力というか引き込む力がない。自分なりの噺家としての表現力をつけてほしい。

「時そば」は最も有名な落語の一つ。この噺を「一つ、二つ、三つ・・・、いま何刻(なんどき)だい?」と話す落語家がいるが、柳家さん喬はしっかり江戸風に「ひい、ふう、みい、よお、いつ、むう、なな、やあ、いま何刻だい?」と話す。そして、そばを啜る様も江戸っ子気質で演じる。これはまるで観客を終演後に蕎麦屋に誘うような話し方だ。絶妙というか秀逸な表現力であった。若手の落語家たちには是非とも見習ってほしい。

「抜け雀」も有名な落語の一つ。この噺をこれまで多くの演者で聞いてきたが、それらを軽く凌駕するような圧巻の高座。さん喬の情景描写には定評があるが、ここでも宿屋の主人と雀の姿が目に浮かぶようで、ショートムービーを見ているような錯覚におちいった。

「ちきり伊勢屋」は人情噺の大ネタ。話のあらすじはざっとこんな感じ。

質屋「ちきり伊勢屋」の若旦那伝次郎は数多くの縁談を持ち込まれ、それをどうするべきか易者の白井左近に決断を仰ぐ。ところが、左近は伝次郎が来年二月十五日に死ぬから縁談をするなと言う。そして、死ぬまでに人々に施しを行っていけば次に生まれ変わった時は長生きできるとつけ加える。

店に戻った伝次郎は、そのことを番頭に伝え、困っている人にお金を分けたり、質草をタダで戻したりといろいな施しを行う。そして、ある日大川に身投げしようとした親子を太鼓持ちの善兵衛と共に助ける。そして、その親子に名も告げず300両という大金を渡す。

運命の二月十五日、伝次郎は白装束で棺桶に入り、自宅で葬儀を終えて菩提寺まで運ばれるものの晴れて「生き返る」。その後は友人と共に駕籠かきをするが、その時に品川で助けた親子の娘おみよと再会する・・・。

私は初めて聴いた噺なのでよくわからないが、本来は前半と後半に分かれる噺らしく合計で1時間45分ぐらいかかるそうだ。それでもさん喬曰く「かい摘んで話して」1時間10分にまとめる。これでも大長講である。そして、何も言うことのない至福の時間だった。

この噺、12月によく演じられる「芝浜」ではないが、この日のサブタイトル「〜晩秋にて〜」ではないが、秋から冬にかけて演じるにはうってつけである。他の落語家も挑戦してみてはいかがだろうか。