木曜日, 8月 07, 2008

先斗町で飲んでみたい

当たり前の話だが夏は暑い。夏は祭りが多い。お盆もある。そのために人出が多い。観光客もいる。帰省客もいる。それゆえに、夏には旅に出かない。

しかし、夏に行ってみたいところはいっぱいある。なかでも、京都の貴船で川床料理を食べていみたい。そして、夜には先斗町で飲んでみたいと思う。

先斗町は南は四条通から北は三条通の一筋南にいたるまでの南北500メートル余りの細長い路地である。東側は鴨川をのぞみ、西側は高瀬川に沿った木屋町通の間にあり、京都を代表する花街のひとつである。

その昔、京都に数多くの花街があったは、現在は上七軒、祇園甲部、祇園東、宮川町、そして先斗町の5つだけだそうで、『五花街』(ごかがい)と呼ばれている。

先斗町にお茶屋が建てられたのは江戸時代の半ば頃と言われ、高瀬川を上り下りする、いわゆる高瀬舟の船頭や客目当ての旅籠が、茶くみ女を置いていたことから始まったようである。そのご、文化10年(1813年)に芸妓渡世が公儀より許され、祇園と並ぶ花街として栄えるようになったそうである。

その先斗町の通りは木屋町通と南北に平行に走っているが、その間を抜ける横(東西)の路地は何番と記されて、北から南に10数本あり、まるでビルの合間をすり抜けるかのような路地も何本かある。そして、こうした薄暗い路地の左右には、値段が安くて味もいい飲み屋が数多くある。

結局は貴船の川床料理より先斗町で飲みたいだけのようである。(笑)

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

So good......