月曜日, 8月 01, 2011

復旧復興に一町一村支援を

目黒区はさんま祭りの縁で気仙沼市と防災協定を結んでいる。その関係で目黒区からは気仙沼市に職員が派遣されたり、気仙沼市への義援金として区民からこれまでに8,657万4,178円が送られている。

同じように品川区も防災協定を結んでいる岩手県宮古市と福島県富岡町へ義援金を送っている。他にも石巻市には防災協定を結んでいる平塚市から義援金支援金が送られた。また、水戸市には「桜田門外ノ変」で因縁のある彦根市(井伊直弼のお膝元だが今は友好都市)をはじめ多くと自治体から支援物資が届いたという。このように、震災後多くの自治体が被災した自治体になんらかの形で支援をした。

しかし、まだまだ支援を必要としている被災地は多い。その意味において、一村一品運動ではないが一町一村支援をすることはできないだろうか。

別にいまさら防災協定を結ぶ必要性なんかないだろう。大都市の自治体は被災地のどこかの市町村となんらかの縁があるはずである。そこに対してささやかな支援体制を作るというのはできないであろうか。もし何も縁がないというならば、例えば東京で最大の人口のある世田谷区(群馬県川場村と防災協定を結んでいる)は東北最大の都市である仙台市を応援するとか、最大級の被害を受けた陸前高田市を応援するとかでもいいではないだろうか。

大都市の自治体はもう少し長いスパンで被災地に目を向けて、継続的な支援体制を作ってもらいたい。

0 件のコメント: