水曜日, 7月 15, 2015

スズメのエサよこせ運動

スズメを飼ってかれこれ10年近くになる。「飼って」といっても、別に鳥籠に入れて飼っているわけではない。毎朝ベランダに来るスズメにエサを与えているだけである。

ただ、このスズメたち、私が朝起きてくるのが遅かったり、なかなかエサをエサ場に置かないと、普段は手すりや電線に止まって待っているだけなのが、ガラスサッシ近くまでやってきて部屋のなかを覗いたり、その前で羽ばたいて「早くエサをくれ〜」と『米よこせ運動』ならぬ『エサよこせ』のデモンストレーションをしたりする。(笑)

エサは基本的に玄米は与えているのだが、玄米だとアッという間に食いつくしてしまう。しかし、麦にはなかなか食いつかない。それでも、冬場になると彼らの本来であるムシなどがいなくなるために背に腹は変えられないらしく、少し不満そうながら食べている。ところが、夏場になってくると、雨の日以外は麦にほとんど目もくれない。なんと贅沢な連中だろうか。それでも、私が翌朝起きてくるときまでには無くなっているから、早朝ごはんとしてしっかり食べているのだろう。

そして、夏場になると彼らのエサもいろいろと豊富になることもあり、ベランダにくるスズメの数は減ってくる。それでも、2〜3羽はベランダの手すりや電線に留まっていて、私が起きてくるのを待っている。

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