水曜日, 6月 09, 2021

陽性者数は減少しているが、そろそろ下げ止まりの可能性が

東京都の陽性者数が確実に減少している。25%、13%、そして先週は23%と減少に転じている。1日平均の陽性者数も500人を大幅に下回る440人にまでなった。この勢いでいくと、今週は350人前後、来週は300人を下回り、20日まで延長された緊急事態宣言は解除されそうである。

こうなると、オリンピック組織委員会は無観客でなく、有観客でのオリンピックと言い出すに違いない。そして、観客にはワクチン接種証明書、もしくはPCR検査の陰性証明書を持った人は入場できる、と言ったことを言い出すに違いない。

しかしである。昨年も5月下旬から6月にかけて(5月31日〜6月27日)は陽性者は828人陽性率1.8%と低くかったが、6月下旬から7月にかけて(6月28日〜7月25日)は陽性者数4922人陽性率6.3%と一転急増した。

このことを考慮すると、いくらワクチン接種が進んでいるとはいえ、緊急事態宣言が解除されれば、間違いなくその反動は起きるであろう。それでなくとも、今や半分近くの飲食店は午後10時もしくは通常営業しているので、来週あたりからその影響が出てもおかしくないと思う。そろそろ下げ止まりもしくはリバウンドの可能性も出てきた。



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