土曜日, 8月 04, 2007

いくら時代の流れでも、アブナイ匂いがする

先日の日記に書いたばかりだが、驚いたことに昨日(3日)東京乗用旅客自動車協会は、加盟する389社のタクシー(約3万4000台)の全面禁煙化を決め、来年1月7日から実施する方針と発表した。いずれ個人タクシー(約1万8000台)のほとんども禁煙化されるであろうから、おそらく都内のタクシーではほとんど喫煙ができなくなりそうである。

それにしても、この決定の早さにはビックリである。どこかの政党が1円の領収書でもめているのと違い、物事の判断能力が非常に早い。当初は禁煙化率は全体の2割にとどめる方針だったので、私も「禁煙を推進するために、東京のタクシーの禁煙車の比率も20%といわず、半分の50%までに引き上げてもらいたい」と書いたのに、いきなり全面禁煙化に踏み切るとは恐れ入った。脱帽ものである。

だが、私はなんでもかんでも禁煙という風潮が少々気になる。いくら時代の流れだからといって、どことなくファシズム的な危ない香りが漂ってくる。愛煙家の人の意見を聞く耳をもたないようでは、恐い世の中がやってくる。やはり、喫煙の自由はどこかで保証されるべきではないだろうか。

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